名古屋市南区 慢性腰痛と脳の関係
2016-02-12
「慢性腰痛」は脳が大きく関係している
日本人が訴える辛い症状で多いのが腰痛と肩こりで、特に腰痛を訴える人多く80%の人が悩まされていますし、その20%を超える人が慢性的な症状を抱えています。
何ヶ月も腰が痛くて辛い「慢性腰痛」は、仕事をしている人だと働けなくなってしまったり、高齢者の場合には外出できなくなったりと日常生活に支障が起こる不調です。
そんな長期間にわたり腰が痛くなる腰痛の原因や治療法などを知っておくと役立ちます。
腰の痛みの原因は一般的に腰にあると考えられますが、実は「慢性腰痛」は脳が大きく関係しているのです。
通常の場合、腰痛の痛みは筋肉や関節の炎症・神経の圧迫や炎症・ストレスや不安などの要素が複雑に絡み合って起こります。
ただ慢性的な腰の痛みは、筋肉や関節の炎症・神経の圧迫や炎症に関しては軽くて、ストレスや不安といった要素の影響が大きくて、痛みが強くなったり、症状が長引いたりしてしまうのです。
そのストレスの主な原因は、夫婦関係などの家庭の人間関係、上司や同僚との関係がうまくいかない職場の人間関係、仕事の内容に対する不満や正当な評価を得られないなどの仕事関係などがあります。
しかし長引く腰痛の場合は、腰椎の腫瘍や感染症・骨折などの病気が隠れている可能性も考えられるので、症状が3ヶ月以上長引く場合には一度検査をした方が良いです。
では、なぜ慢性的な腰の痛みにストレスが関係してくるのでしょう。
腰の痛みは脳に伝わってはじめて痛みを感じることになりますが、このような痛みを抑え込む下行性疼痛抑制系という機能が人間には備わっています。
しかし、長い間ストレスにさらされていると、脳に体の痛みが信号として伝わってもドパミンが脳の中で分泌されなくなって下行性疼痛抑制系が正常に働かなくなってしまいます。
その結果として、ほんの少しの痛みでも強く感じてしまったり、痛みが長引いてしまったりするのです。
ですから、このような慢性的な腰痛を改善するには、大きな原因となっているストレスを改善することで、ストレスが解消されたことで治る人も少なくないのです。
しかし現実問題として、そう簡単にストレスを解消することはできないことも多いです。
そこで、医学的にも科学的にも最も有効な治療法と言われていてメインとなる治療法が運動療法です。
腰が痛いのに運動と疑問や不安を感じる人も多いでしょうが、慢性的な腰痛の痛みは動けないほどではなくて、逆に運動などで体を動かすことが大切でストレスを感じない運動なら良いと言われているのです。
そこでポイントになることはストレスを感じないということで、無理に運動をするのではなくて自分の好きな運動を実行することです。
また、普段運動をあまりしない人の場合なら、散歩やウォーキングというのもひとつの方法で、少しずつ継続して行くように心がけると良いです。
運動をすると体の動きが良くなりますし、脳の血流が良くなって脳内にドパミンが放出されます。
その結果、下行性疼痛抑制系が正常に働くようになって痛みを遮断することができるので、ストレスのない好きな運動をどんどん行うようにすると良いです。
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