名古屋市南区 整体情報

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名古屋市南区 成人期の扁平足

2018-10-03 [記事URL]

幼児期と成人期の扁平足の違いを知っておく

歩き始めの幼児期に生じるものと成人期の扁平足があって、それぞれで症状・症状・予防などに違いがあります。
幼児期に発生するものは、歩き始めの時期に足の裏が平べったいことに家族が気付いて心配になって病院を受診するケースが多いです。
ただ、立って体重がかかる時には土踏まずはなくなっていても、体重をかけない状態では土踏まずができていることが多いですし、足の痛みを伴うことはありません。
ちなみに、転びやすいと感じることもあるでしょうが、歩き始めの時期は転びやすいものなので、足の裏の状態が直接の原因ではないです。

発生する原因としては、関節のまわりの靭帯が緩んで踵が外を向いて、効率よく体重をささえるアーチ構造がつぶれるようになるというのが考えられます。
ただし、先天的な病気が原因の可能性もあるので、変形の程度が強いと感じる場合には、整形外科の医師に一度相談することをおすすめします。
立った時に踵が外を向いているかどうか、足のアーチが低下しているかで判断するのですが、幼児期の子供は足の裏の脂肪が厚いので土踏まずが分かりにくいこともあって注意が必要です。
しかし、多くは成長に伴って自然にアーチが形成されるので、それ程心配する必要はありませんが、予防・治療として裸足の生活を心掛け足の指を使うことで足の裏の筋肉を鍛えると良いでしょう。
また、つま先立ちや足の外側縁で歩く練習、それから鼻緒のある履物を履くのも効果があって、少し成長したら足指じゃんけんをして遊ぶのもおすすめです。

成人期の扁平足は、幼児期のころから足裏が平べったくて、大人になってもそのまま残っているのなら痛みはあまりありませんが、中年以降に発症すると内側のくるぶしの下が腫れて痛みが生じます。
初期には足の扁平化はそれ程目立ちませんが少しずつ変形が進行して、つま先立ちがしにくくなったり足が硬くなったりして歩行に障害が起こることもあるのです。
発症する原因は、年齢で内側のくるぶしの下にあって足のアーチをつり上げる働きをする後脛骨筋の腱の変性や体重の負荷で、腱が断裂してアーチが低下することです。
ちなみに、成人期のものは女性に多く発生するので、女性の方は注意が必要と言えます。

予防と治療としては、アーチを支えるのに重要な足指の筋肉を鍛えるために、裸足での生活を心掛けて足指を使うようにすることです。
また適正体重を保つことも大切ですし、アキレス腱が硬くならないようにストッレッチ体操を心がけることも予防につながります。
明らかにアーチの低下が起こっている場合は、アーチサポート付きの足底板を使用してアーチを上げる治療が行われて、これにより疼痛は緩和されるのです。
ただ重症例については手術が必要になるケースもあります。

それから注意したいことは、アーチが崩れて扁平足になることで、足の母指の先が人差し指の方にくの字に曲がってしまう外反母趾になるリスクが高くなることです。
つけ根の関節の内側の突き出した部分が靴に当たって炎症を起こして、酷くなると靴を履いていなくても痛むようになるので注意が必要になります。

 

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名古屋市南区 肋間神経痛の症状緩和

2018-09-29 [記事URL]

肋間神経痛の発生するメカニズムと原因について知っておく

突然胸が痛いと感じた経験のある方もいるでしょうが、それは胸・脇腹・背中に痛みが走る肋間神経痛の可能性が考えられます。
胸が突然痛むと心臓や肺の病気ではないかと不安や恐怖を感じる人もいるでしょうが、心臓や肺などに異常が起きているわけではないのです。
ちなみに病気ではなくて症状を現す言葉であって、肋骨に沿ってある神経が圧迫されたり傷ついたりすることなどで起こる症状です。
ただ背後に病気が隠れていることもあるので、発生するメカニズムと原因について知っておくことも大切と言えます。

人間が痛みを感じるメカニズムにはいくつかあって、最も多いのが体に物が当たったり傷ついたりして感じるものです。
体には皮膚や内臓などいたるところに痛みを感じるセンサーがあり、センサーが痛みとなる刺激に反応すると神経に痛みが伝わって最終的には脳に痛みが伝わります。
ちなみにセンサーが反応する痛みのことを侵害受容性疼痛と言って、人が感じる痛みのほとんどがこの侵害受容性疼痛です。
その一方で痛みを伝える神経が過剰に反応することにより痛みがでることもあり、この神経の過剰な反応の痛みのことを神経障害性疼痛といいます。
肋間神経痛は、神経が原因となり痛みが現れることからねこの神経障害性疼痛に分類されるのです。

発生する原因としは様々な病気が考えられるもので、帯状疱疹の後遺症として起こる帯状疱疹後神経疼痛、骨や筋肉の病気、脊椎圧迫骨折や肋骨骨折、椎間板ヘルニアなどがあります。
また乳がんの手術後の乳房切除後症候群や、開胸手術後の開胸術後症候群、がんの転移なども原因となる病気です。
ただ、このように原因がはっきりとしている場合とそうでない場合があって、原因がはっきりとしている場合は、原因を治療することで症状の緩和や完治が期待できます。
しかし原因がはっきりとしないと、原因が分からないために単に症状を抑える治療しかできないのです。
ちなみに、症状を引き起こす原因がはっきりと分からないものを特発性といいます。

肋間神経痛の治療は症状を緩和することが中心で、その方法として鎮痛剤や漢方薬などを用いる薬物療法からスタートすることが多いです。
この薬物療法で効果がみられない場合には、肋間神経ブロックや硬膜外ブロックなど、神経を麻酔薬により麻痺させる神経ブロックを行うことがあります。
神経が傷ついたり圧迫されたりしていることが原因で神経が過敏な状態になり痛みを引き起こしているので、過敏な状態の神経を麻痺させることは痛みの緩和につながるのです。
ちなみに、肋間神経ブロックは肋間神経の近くに針を刺して麻酔薬を注入しますし、硬膜外ブロックは硬膜外腔というところに麻酔薬を注入します。
それから痛みを和らげる対症療法として、鍼治療・指圧・ツボ押しなどといった治療法を行うこともあるのです。
また、筋肉が硬くなることも関係していると考えられているので、整体などで筋肉をほぐすことも効果があると言われています。

 

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名古屋市南区 インピンジメント症候群

2018-09-12 [記事URL]

インピンジメント症候群は肩関節障害のひとつ

肩関節障害の代表的な疾患のひとつにインピンジメント症候群というのがあります。
インピンジメントというのは「衝突」といった意味があるので、肩関節が衝突を起こして痛みが出てくるものです。
主な症状は、肩を上げていく時にある角度に達すると痛みや引っかかりを感じて、それ以上は挙上できなくなります。
ちなみに、肩を挙上する時や挙上した位置から降ろしてくる時、約60°~120°の間で特に強い痛みを感じるのです。
症状が悪化するとこわばりや筋力低下なども伴いますし、場合によっては夜間に痛みを訴えることもあります。

肩峰が元々下方に突出している人や加齢変化として肩峰下に骨棘ができた場合に発症しやすいですし、投球動作など腕を酷使するスポーツ選手も発症します。
では、なぜ発生するのかというと、上腕を外転する過程において、腱板の一部や肩峰下滑液包などが上腕骨と肩峰の間に挟み込まれて、繰り返して刺激が加わることで滑液包に浮腫や出血が起こるのです。
安静にしているとこの変化は正常になり軽快するのですが、動作の反復で症状の再燃を繰り返すと慢性化してしまいます。
進行すると腱板の部分断裂となったり、肩峰下に骨の棘ができたりして、痛みがなかなか解消されなくなることもあるのです。

肩峰と棘上筋間で肩峰下包が挟まれるエクスターナルインピンジメントと、棘上筋の関節包面が後上方関節唇と衝突するインターナルインピンジメントという2種類がインピンジメント症候群にはあります。
2つ共に肩甲上腕リズムの異常が原因になっているケースが多くて、特にインターナルインピンジメントは関節唇損傷という症状になることもあるので注意が必要です。
肩甲上腕リズムの異常については、外転と水平伸展の2つの動きで外転時に肩甲骨の上方回旋と後傾が起きているのか、水平伸展時に肩甲骨の内転と下制が起きているのかをチェックします。
外転時の肩甲上腕リズムの異常は、エクスターナルインピンジメントを起こして、水平伸展時の肩甲上腕リズムの異常はインターナルインピンジメントを起こすのです。

ピッチャーやキャッチャーなどでボールを投げすぎると腱板は疲労して、肩をささえる力が弱くなって発症しやすくなる傾向にあります。
実際、野球をしている子供の肩を診察すると、腱板・棘上筋・棘下筋の筋力が弱っていることをよく見かけるのです。
ですから、インピンジメント症候群にならないためには、こうした理由で弱っている腱板を鍛えるインナーマッスルトレーニングを行うことですが、そんなに単純なものではありません。
腱板の筋肉は肩甲骨から出てくる筋肉で、土台となる肩甲骨が不安定だとうまく腱板を鍛えることができないのです。
例えるのなら、ぐらぐらした土台の上で腕立て伏せをしているようなものなので、腱板を鍛えるには肩甲骨周囲の筋肉トレーニングをまずする必要がるのです。
そして肩甲骨がしっかりしたら、次に腱板の訓練をすることが大切になります。
いずれにしても早期発見・早期治療が、治療の一番の近道になるので、気になる症状がある時には、早めに病院や治療院を受診することです。

 

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名古屋市南区 アキレス腱周囲炎の治療法

2018-09-03 [記事URL]

アキレス腱周囲炎の治療法の基本は保存治療

アキレス腱周囲炎は、運動のしすぎでアキレス腱およびパラテノンというアキレス腱を覆う薄い膜など周辺に炎症が起こること疾患です。
ただ、アキレス腱とパラテノンなど周辺が同時に炎症を起こすことも少なくないために、アキレス腱炎との正確な区別をすることが難しいケースもあります。
ちなみに、アキレス腱付着部にある滑膜包の炎症をアキレス腱炎として区別されるのです。
発症する原因として考えられるのは、運動のし過ぎによる過度な負荷を加えてしまうオーバーユースで、スポーツ障害のひとつとして起こりやすい症状です。
しかし運動のしすぎに加えて扁平足といった足の変性も原因とひとつになります。

主な症状としては、踵とふくらはぎの間が腫れて痛みが起こる、アキレス腱を伸ばすと痛みが強くなる、症状が酷くなると足首を動かしづらくなるなどが見られます。
また足首を動かすときしんで擦れるような感じがすることもあるのです。
アキレス腱周囲炎の検査・診断は、基本的にレントゲンでアキレス腱の炎症の有無を調べますが、レントゲンのみではしっかりとした診断がつかないケースも少なくありません。
アキレス腱の一部が硬くなっている石灰沈着のような場合なら分かりますが、分からない時には超音波検査やMRIによってアキレス腱の周囲に炎症があることかを調べるのです。
それから、超音波検査やMRIをすることで変性の程度なども含めた詳細な診断が可能になります。

アキレス腱周囲炎の治療法の基本は保存治療で、安静が最も重要となりますし、湿布や一時的な痛み止めの内服も有効です。
また足首を伸ばさないように踵の高い靴を履くと痛みを抑えることができるとも言われています。
予防や再発予防方法としては、扁平足が見られる場合には足の中敷きを入れてアキレス腱への負担を軽減しますし、運動前後のストレッチや運動後のアイシングが重要になるのです。
ただ、稀に慢性的に炎症が発生する場合には手術を行うこともあります。
いずれにしても、アキレス腱の部位に痛みなどの症状がみられて発症を心配される方は、まず一度整形外科を受診して検査を受けることがおすすめです。
ちなみに、入院や特別な検査が必要となる疾患ではないので、総合病院や専門性の高い病院を受診する必要はなくて、一般的な整形外科で十分と言えます。

先にも触れましたが治療は原則的に安静と対症療法となるので、運動を続けているといつまでも治らないことになる可能性があります。
その為、部活動やトレーニングは一時的に中断するか、アキレス腱に負担のかからないものに限定しなくてならないのです。
また、スポーツが原因で発症した場合には、部活動やトレーニングに復帰すると再発するリスクも考えられるので注意が必要と言えます。
その意味では、できる限り定期的に病院を受診することがおすすめで、その点を考慮すると主治医との相性を考えたり、通いやすい病院を選択したりすることも重要な要素のひとつです。

 

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名古屋市南区 アキレス腱炎の早期完治

2018-08-29 [記事URL]

アキレス腱炎は早い段階で治療を開始すれば早期完治も可能

踵からふくらはぎにかけての痛み、踵とふくらはぎの間に腫れ、踵とふくらはぎの間に熱感や違和感などが見られる場合は、アキレス腱炎の発症が疑われます。
また、ふくらはぎや足裏の筋肉の硬化、足首を曲げてアキレス腱を伸ばすと痛みが増す、足首が動かしづらいなどといった症状も見られるのです。
発症するとスポーツや激しい運動、長時間の立ち仕事などの後に痛みが発生しますが、症状が進行すると安静時であっても痛むようになります。
さらに症状が進行して悪化すると、足首を動かしづらくなるなど日常生活にも支障が起こってしまうのです。
アキレス腱は両足ふくらはぎの腓腹筋・ヒラメ筋を、踵の骨の踵骨隆起に付着させている腱で、足首の後ろに存在していて、長さは約15cm程度と人体のなかで最も強く太い腱と言われています。
その為に果たす役目も大きくて、歩行・疾走・跳躍など運動の中での重要な動作において頻繁に機能しているのです。
ですから、その分かかる負担もそれ相応に大きくて、オーバーユースが原因でアキレス腱炎発症に至ると考えられています。

ただ、根本療法という視点から考えると、発症の原因は単にオーバーユースだけとは限りません。
筋肉は自律神経とも深い関係性がありますし、日常での生活習慣や心の状態、食事や生活環境などいろいろな要因が絡んでいるといえるのです。
具体的には、一般的な原因と考えられるオーバーユースや、悪い姿勢をする習慣・仕事疲れ・睡眠不足など、肉体的ストレスが筋肉を硬化させる要因となります。
その結果、体のバランスが不安定になってアキレス腱の炎症リスクが高まるのです。
また過度な精神的ストレスは、交感神経を優位にさせてしまって、自律神経のバランスを崩す要因となります。
このように緊張を司る交感神経が優位になり続けることにより、筋肉にも相応の負荷がかかり続けることになって、アキレス腱にも余計な負担がかかってしまうのです。
アルコール・タバコ・食品添加物などの化学的ストレスが、内蔵にストレスを与えて筋肉の緊張や自律神経の不調を引き起こして、結果として発症リスクを高めてしまいます。
このようにアキレス腱炎の発症につながる原因は様々あって、ライフスタイルが人により異なるのと同様に、根本的な原因も体の使い方や心の状態、生活習慣などにより異なるのです。

いずれの原因で発症したとしても、治療しないまま放置していると悪化していく可能性がある疾患ですし、治療をしないで放置すると後悔するような事態にもなります。
安静時でも痛みがでたり足首を動かしづらくなったりする、またアキレス腱が硬くなったように感じられるような状態になったら要注意です。
それから慢性化するとアキレス腱の水分が減って硬くなって、より負荷を受けやすくなって、一度に大きな負荷がかかるとアキレス腱が断裂してしまう可能性もあります。
ですから、何らかの症状や違和感がある場合には、早めに治療を受けられることをおすすめしますし、早い段階で治療を開始すれば早期完治も可能です。

 

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名古屋市南区 PMS(月経前症候群)

2018-08-12 [記事URL]

ライフスタイルを見直してPMSと上手に付き合う

生理の前にイライラしてしまったり、いろいろな不調がでてきたりする症状をPMS(月経前症候群)と呼びます。
これはPremenstrual Syndromeという英語の略称で、生理の3~10日位前から起こる心と体の不調で、生理がはじまると症状が弱まりやがて解消するのです。
多くの女性が生理の前に何らかの症状を抱えていると言われているのですが、名称の認知度は低くて知らずに悩んでいる人もたくさんいます。
生理前に起こる不快なトラブルに気づいたらどうしたら良いのかというと、少しでも症状を軽減するためには、不摂生をしないなどのライフスタイルの改善です。
乱れたライフスタイルは免疫力の低下も引き起こして、様々な体の不調や病気の原因にもなるので、ライフスタイルを見直してPMSとも上手に付き合っていけるようにしましょう。

具体的な症状緩和方法としては、食生活は肉体的にも精神的にも影響が大きいので、食べ物の選び方や食べ方などを日々工夫することも大切です。
血糖値が下がると食欲が極度に増したり、イライラする症状が悪化したりすることがあるので、血糖値をゆっくりと上げて安定させると良いでしょう。
その為には、血糖値を急激に上げる食品の摂取を避けて、ゆっくり消化してゆっくり血糖値を上げられる食品を摂取すると良いです。
情緒不安定になるのは神経が緊張・興奮している可能性がありますし、ホルモンバランスも乱れている可能性が考えられるのです。
神経を鎮めてリラックスするためやホルモンバランスを整えるにはどうしたら良いのかというと、カフェインの入っているものは避けましょう。
イライラや情緒不安定を和らげるには、ビタミンB6・カルシウム・マグネシウムを摂取すると良いですし、女性ホルモンに似た働きのあるイソフラボンを摂取すると良いです。
また、神経伝達物質の代謝に関与しているビタミンEを摂取することもおすすめします。
頭痛・腰痛・むくみといった代表的な症状を解消するには、塩分摂取やアルコールの摂取を控えて、利尿作用のあるビタミンEを摂取すると良いです。

気持ちが落ち込んだり体の不調を感じたりしている時に、運動はしたくないと思うでしょうが、軽い運動をしてみると気分転換になりますし、代謝をうながすことにもなり軽減することもあります。
イライラしたり落ち込んだりしていると体のどこかに力が入って、肩こりや腰痛などを悪化させて悪循環に陥ってしまうので、ストレッチなどで体をゆっくりとほぐしてあげると良いです。
また外に出て歩くことは、視覚的にも適度な刺激が加わりますし良い気分転換になるので、歩きやすい靴を履いて少し体を動かす意識で散歩するのもおすすめします。
深呼吸をするだけでも視界が広がったり、頭がすっきりしたりする良い効果が得られますし、目を閉じて大自然の中にいる自分を想像するのもリラックスに効果的です。
ただPMSの症状は人それぞれなので症状が酷い時には医師に相談して、きちんとした診断と適切な治療をすることも大切になります。

 

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名古屋市南区 40肩50肩の発生原因やメカニズム

2018-08-03 [記事URL]

40肩50肩の前兆を見逃さないようにする

朝に髪を整えたりシャツを着たりする時に、肩が痛くて上げられない、突然強い痛みを肩周辺に感じるなどの症状が見られたら、40肩50肩の発症したサインの可能性があります。
医学的には肩関節周囲炎と呼ばれる疾患で、発症する年代が違うだけでどちらも同じ病気です。
発生する原因については解明されていないのですが、加齢に伴い肩の関節・筋肉・肩周辺組織に、固くなるとか縮むなどの変化が発生することで炎症や痛みを引き起こすと考えられています。
また、このような直接的要因にプラスして、普段の生活習慣・ストレス・ホルモンバランスの変化などの間接的要因が重なることもきっかけになると考えられているのです。
男女差や運動習慣のあるなしなどで発生に差はありませんし、左右の発生率についても違いがなくて、利き腕だから発症しやすいということもありません。
しかし、若い頃にスポーツで肩を酷使して、肩を痛めた経験がある人は発症しやすい傾向にあります。
また普段から猫背など姿勢の悪い人は重心が前のめりになって、体の歪みを生じやすいので発症リスクが高まりますし、生活習慣が不規則な人や血行不良を招くハイストレスな人も発症しやすいと言われているのです。

40肩50肩は病気の進行状況によって、突然するどい痛みが発生する急性期と、鈍い痛みに変わって肩の動きが制限される慢性期に分けられます。
急性期では、突然片側の肩周辺に痺れるような激しい痛みが数日間から数週間程度続くのです。
その後慢性期になると肩が動かしづらい日が続いて、痛みは鋭い痛みから鈍い痛みに変わります。
一般的には数週間から半年、長くても1年半程度で自然に痛みが軽減して、肩が楽に動かせるようになりますが、肩関節の動く範囲が狭くなることが多いです。

急性期の対処としては、無理をして肩を動かすことは逆効果になるので、激しい運動をしたり重い荷物を持ったりするなど痛みを伴う動きを避けて安静にします。
痛みが強い時には市販の鎮痛薬を服用するのもひとつの方法ですが、放置すると痛みが酷くなることもあるので、気になる症状がある時は軽視市内で整形外科を受診することがおすすめです。
一方発症してから数日から数週間経過して痛みが軽減して慢性期に入ったら、日常の動作を積極的に行うように心がけると良いでしょう。
また、温めのお湯にゆっくりつかって温めたり、カイロや温感湿布を当てたりして、肩を冷やさないようにすることも大切になります。
それから、睡眠中は筋肉の動きが少なくなるので体が冷えやすくなるため、肩関節が冷えて痛みが強くなることがあるので、布団から肩が出ないように工夫することも大切です。

先にも触れましたが40肩50肩の発生原因やメカニズムなどは分かっていないところが多いですし、突然痛みに襲われると考えられています。
しかし、実際は肩の内部から徐々に進行して、肩に違和感やしびれといった前兆がみられることが多いので、このような肩の変化を見逃さないことが大事です。
またストレッチや適度な運動といった予防措置を習慣にすることで、発症率も大きく変わってくるので、予防を心がることも大切と言えます。

 

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名古屋市南区 骨盤矯正による具体的な効果

2018-07-28 [記事URL]

整体の施術で骨盤矯正することはダイエットにもつながる

整体院や整骨院は腰痛や肩こりなどの症状に悩む人が通うといったイメージが強いです。
もちろん健康維持のために通院するといったイメージに間違いはありませんが、ダイエット効果による美しいボディーラインをキープすることできるのです。
なぜ、そのような効果が期待できるのかと言うと、骨盤の歪みが原因でぽっこりお腹になってしまったり、太りやすい体質になってしまったりすることがあるからです。
骨盤が歪んでしまうと内臓やお肉の位置が変わってしまいますし、上手く筋肉を使うことができなくなって太りやすい体質になって、太って見える原因に繋がってしまいます。
ですから、原因となる骨盤の歪みを正常な状態に戻すことで、内臓やお肉の位置を正しい位置に戻すと、ぽっこりお腹や体質の改善になってダイエット効果が期待できるのです。
また骨盤の歪みは見た目だけではなくて、肩こり・冷え性・むくみ・腰痛など、体に様々な悪影響を及ぼすので、整体の施術による骨盤矯正は、ダイエットと共に健康面にも効果的な方法といえます。

では、骨盤矯正による具体的な効果として考えられることには、どのようなものがあるのかと言うと、まずウエスト・背中・お尻のシェイプアップ効果があります。
骨盤周辺の筋肉を使うことにより、ぽっこりお腹の改善やなかなか落ちにくいお尻の脂肪などが落ちやすくなるといった効果が期待できます。
また骨盤を正しい位置に戻すことで姿勢が良くなって、バストアップにもつながるのです。
骨盤矯正をすることで骨盤周辺の筋力アップができて、それにより下半身と上半身のバランスも良くなり腰痛改善になります。
それから深部の筋肉を使うことで冷え性・肩こり・むくみ改善にもなりますし、腸に刺激を与えることで便秘改善効果も期待できます。
冷えは痩せることの大敵になりますし、便秘の改善はぽっこりお腹改善やデトックスになって、肌の調子も良くなります。
骨盤が正しい位置に戻ると子宮への負担が軽減するので、女性特有の生理不順・不妊・生理痛などの改善になりますし、体に負担のない歩きができるようになって疲れにくい体になるのです。
このように骨盤を矯正することは、健康面や美容面で様々な効果が期待できます。

ちなみに骨盤が歪む原因として考えられることは様々ありますが、原因を知っておくことで改善につなげることもできます。
骨盤の歪みは、主に足を組む・長時間のデスクワーク・荷物を片方ばかりにかけて持つなど、日常的な体の癖が原因で筋肉に負担がかかってバランスが取れなくなることです。
通常、筋肉は伸び縮みして骨を動かすのですが、片方の筋肉だけを使っていると負担をかけて、片方の筋肉に癖がついて骨が引っ張られ骨盤が歪みます。
全く骨盤が歪んでいないという人は少ないものですが、状態が悪化することで先にも触れましたが体調や太りやすいという体質になってしまうのです。
ですから骨盤というのはとても重要な存在で、整体で骨盤矯正することはダイエットなどにかなり効果的ことと考えられます。

 

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名古屋市南区 肩鎖関節脱臼の病態

2018-06-18 [記事URL]

肩鎖関節脱臼の病態・症状・治療・予後

肩鎖関節の損傷のほとんどが転倒により肩を突いた時に発生しますし、転倒した時に手や肘をついて肩鎖関節に介達的に外力が加わることで起こります。
介達性の外力による肩鎖関節の損傷では程度が軽いことが多くて、肩鎖関節捻挫や肩鎖関節亜脱臼が見られます。
しかし鎖骨肩峰端が上方へ脱臼するケースが最も多くて、肩鎖関節や鎖骨外端部への打撃など直達外力では、下方脱臼や後方脱臼など特殊な脱臼を生じることもあります。
こうした脱臼をまとめて肩鎖関節脱臼と言って、レスリングや柔道などの格闘技系スポーツや、サッカーやラグビーなどコンタクトスポーツで発生頻度が高いです。
また作業中の転倒・転落、交通事故による肩周囲への打撃や圧迫など、日常生活においても起こることがあります。

肩鎖関節の損傷には、先にも触れたように病態により捻挫・亜脱臼・上方脱臼・後方脱臼・下方脱臼などに分類できます。
肩鎖関節脱臼のひとつ肩鎖関節上方脱臼では、関節包と肩鎖靱帯の損傷にプラスして菱形靱帯と円錐靱帯の損傷も起こって、肩峰端は顕著に上方に偏位し階段状変形が見られます。
症状としては、先にも触れましたが鎖骨肩峰端の顕著な上方突出による階段状変形が見られますし、肩峰端の弾発抵抗、肩峰関節面の持続的脱臼痛、患側上肢の運動時疼痛誘発などがあります。
治療は通常手術適応といえるのですが、単純な上方脱臼ならギプス固定・肩鎖関節専用固定バンドによる固定・キリシュナー鋼線固定などの保存療法が施行されます。
固定期間は約4~6週間で固定除去後3ヶ月程度で日常生活動作に問題はなくなりますが、重労働ができるようになるまでは2年以上経過を要することもあります。

肩峰への前方からの直接打撃で起こることが多いのが肩鎖関節後方脱臼で、肩鎖靱帯の断裂、菱形靱帯と円錐靱帯の断裂や部分断裂、三角筋や僧帽筋の鎖骨付着部の部分断裂が起こって鎖骨肩峰端は後方へ転位します。
症状としては肩峰の後方に鎖骨肩峰端を触知、強い持続的脱臼痛、疼痛による運動制限、疼痛回避のために患側上肢を健側の手で支えて頭部を患側に傾ける姿勢をとるなどがあります。
肩峰への直接打撃で起こることが多いのが肩鎖関節下方脱臼で、鎖骨の肩峰端が肩峰の前下方に脱臼するタイプと、烏口突起下に転位するタイプの2つがあります。
肩峰の前下方に転位するタイプでは、関節包・肩鎖靱帯の損傷が起こりますが、烏口鎖骨靱帯の損傷は伴いませんし有っても部分損傷です。
烏口突起の下方へ脱臼するタイプでは、烏口鎖骨靱帯の断裂や、僧帽筋と三角筋の鎖骨付着部の部分断裂を伴います。
症状は肩甲骨の肩峰が突出して、患側を前方から観察すると鎖骨の外端が肩峰の下方に位置しているのが分かりますし、持続的脱臼痛を強く訴えることが多いです。
後方脱臼・下方脱臼の治療は、靱帯や鎖骨付着筋群の損傷が著しいことが多いため、徒手による整復が困難となることから、どちらも手術による治療が行われます。
どちらも日常動作が行えるようになるには約4~6ヶ月程度かかりますし、スポーツなどへの復帰には1年近く必要です。

 

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名古屋市南区 ヘバーデン結節の痛みを緩和

2018-06-08 [記事URL]

ヘバーデン結節の痛みを緩和する対処法は生活習慣を見直すこと

何かをつまんだ時に指がズキズキと痛んだり、指をぶつけるとズキンと激しく痛身を感じたりするヘバーデン結節は耐えることがきついです。
特に主婦の方は、料理や洗濯など家事をする際には手を使わないわけにはいかないため、包丁を握ったり洗濯バサミを持ったりする度にため息が出てしまいます。
ただ現代医学でも発症する原因が不明といわれているために、根本的な解消をする治療法がありませんが、痛みに対処のしようがないと諦めてしまう必要はないのです。
実は適切に対処することで痛みを緩和することも可能で、実際に実践して痛みが緩和したという声もあります。

その為にも、なぜ痛みを生じるのか原因を理解することが大切で、発生する原因により対処方法も決まってくるのです。
ですから、逆にいうと原因が全く分からなければ対処法も分からないと言うことになってしまいます。
では、どのようなことが原因として影響してくるのかと言うと、手・手首・腕の筋肉の硬さ、全身の硬さ、生活習慣の3つです。
この生活習慣というのは、仕事・家事・育児・趣味など、日常生活をしている時の過ごし方のすべてが含まれます。
実はこうした様々な生活習慣により、徐々に手・手首・腕の筋肉、また全身の筋肉が硬くなって、痛みが出ていると考えられるのです。
ですから、生活習慣を見直して手・手首・腕の筋肉、全身の筋肉を柔らかくすることにより、痛みから解放されることができるのです。

その為の具体的な対処方法としては、たらいやバケツにぬるめのお湯を入れて、約10分程度お湯で手を温めると言うのがあります。
このようにお湯で温めることで筋肉が柔らかくなっていきやすいのですが、熱すぎると筋肉が緩みにくいのでぬるめのお湯にする必要があるのです。
また時間がある時には手だけではなくてお風呂に入り全身を温めると良いですし、お湯やお風呂で温めることを日々の習慣にすると良いでしょう。
それから、お風呂に入って温めた後に軽く手をぶらぶらと振ると手の動きが良くなりますし、指や手首の筋肉が柔らかく緩んでいくといった効果もあります。
ヘバーデン結節になる方は腕の筋肉が硬く緊張していることが多いので、腕の筋肉緊張を解消するために軽くなでると言うのもおすすめです。

意外に感じるでしょうが、甘いものを控えることも痛みを緩和する対処法になります。
その理由として考えられることは、体を動かすために必要な栄養素を甘いものが消費して、血流が悪くなって冷えの原因になるからです。
ですから痛みに悩まされている方は、一度甘いものを控えることを試してみると良いです。
また1日1時間程度ゆったりする時間を作ることも対処法になるもので、体にとって適切な休息というのは必要なのです。
今までと同じ生活習慣を継続しているとヘバーデン結節の痛みはなかなか回復しないので、まずは生活習慣を見直してみることが大切です。
ただ急にすべての生活習慣を改善していくことは難しいので、1日1時間の休息時間を作るなど、できることから始めて行くことをおすすめします。

 

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名古屋市南区 フォルクマン拘縮について

2018-06-01 [記事URL]

前腕の筋肉にある屈筋群の内圧が上がった状態がフォルクマン拘縮

医療機関や整体院・整骨院などで拘縮という言葉が使われていたり、耳にしたりすることもありますが、拘縮とは何と言う方も少なくありません。
拘縮とは、関節を包んでいる薄い膜の関節包の外側に付いている筋肉・靭帯・皮膚が原因で起きる関節の可動域の制限のことを指す専門用語です。
骨折後などに生じやすくて、骨折の経験のある方は感じたことがあるでしょうが、関節が動かしにくくなるのはこれが原因と考えられています。
ただ骨折の場合は、骨が変形して関節が制限されるケースもって、この場合は強直と呼んで拘縮とは少し違うのです。
また拘縮には、見た目に分かるものと分からないものがあって、見た目に分かるものとして有名なものとして3つあります。
1つは、火傷の跡の皮膚が硬くなって関節の可動域の制限される瘢痕拘縮で、2つ目は手掌の腱が硬くなることにより生じるデュプイトラン拘縮です。
そして3つ目が、骨折や脱臼によって筋肉・血管・神経などの内圧が上昇して、循環不全を生じることで関節の可動域が制限されるフォルクマン拘縮というものです。

3つ目のフォルクマン拘縮は、コンパートメント症候群のひとつで、最も発生頻度が高いと言われているのです。
コンパートメントとは、腕や脚といった末端が筋膜などで筋肉の区分けされていることで、この内圧が上昇して内部の組織を圧迫することをコンパートメント症候群と言います。
フォルクマン拘縮は、前腕の筋肉にある屈筋群・伸筋群・橈側伸筋群の3つのコンパートメントのうちで、屈筋群の内圧が上がった状態のことです。
主な原因は、上腕から前腕にかけての打撲・骨折による外傷や、強い圧迫・肘の脱臼などで、屈筋群の筋肉が腫れることで血管が圧迫されて血流が悪くなります。
このような状態で筋肉に血が通わないようになると、どうしても内部で血液が足りなくなるといった阻血という現象が起こるのです。
この阻血が生じると筋肉がむくんで、さらに内圧が上がって循環障害や神経障害を起こします。

主な症状としては、前腕や上腕の圧迫・骨折に伴って痛みと一緒に腫れが起こるのです。
そのうち指や手首が曲がってきて、自分の意思はもちろんのこと他の人が伸ばそうとしても伸ばせないようになりますし、指のしびれも同時に起こります。
このような症状は患部を固定したり、安静にしたりしても改善しないもので、逆に悪化させてしまう可能性があるので注意が必要です。
特に、痛み・腫れ・皮膚などが紫色になるチアノーゼ・麻痺・異常知覚・脈が感じられないなどの症状はかなり危険な状態で、さらに症状が進行してしまうと完全に手指が曲がったまま固まってしまいます。
この状態のことを屈曲拘縮と言って、コンパートメント内の圧力が上昇して動脈が圧迫されてから、約6~8時間程度で始まると言われているのです。
この約6~8時間程度で始まる間に、可能な限り阻血の原因を除去することが、治療において最も大切なことと理解しておくことが大事になります。

 

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名古屋市南区 肩関節周囲炎の治療

2018-05-10 [記事URL]

肩の痛みや動きの制限をもたらす肩関節周囲炎

肩関節の動きを担っている筋肉の中で大切な棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋という4つの筋肉が骨に付着する部分を腱板といって、この腱板は上腕骨の上の部分についています。
年齢を重ねることでこの腱板の炎症や部分的な断裂、腱板の上にある肩峰下滑液包の炎症や癒着を起こしやすくなって、それにより肩の痛みや動きの制限をもたらします。
また、腕の力こぶをつくる上腕二頭筋の腱に炎症を起こす上腕二頭筋長頭腱腱鞘炎が起こると、肩の痛みや動きの制限が現われることもあります。
このように関節周辺にある組織の変化や炎症などで肩に痛みが出る病気が肩関節周囲炎で、一般的に四十肩や五十肩と呼ばれているものです。

発症する原因は、先に触れたことや職業に関係があるといわれていますが、正確な発病原因については解明されていません。
ただし重症化させる要因として考えるものはいくつか分かっていて、それは糖尿病・甲状腺機能低下症・甲状腺機能亢進症・パーキンソン病・心臓病などが関連しているといわれています。
また、手術後やケガの後に固定することで肩関節拘縮をきたすことも影響します。

ある日突然何の前ぶれもなく肩に激痛が起こって、腕を動かせなくなることもある肩関節周囲炎ですが、症状の進行は3段階に分けられます。
炎症が発生して痛みを生じる急性期では肩の痛みが強くなって、その痛みが強くなると共に肩の可動範囲も狭くなっていき、それが通常は数週間程度の期間続きます。
肩の痛みが少し和らいでくる慢性期では、肩が動かしにくいままで日常生活動作に不自由を感じます。
この慢性期は発症後4ヶ月~6ヶ月程度続くことがあります。
肩の動きが少しずつ改善してくるのが回復期で、元通りかそれに近い状態まで回復するには、6ヶ月以上かかりますし、人によっては数年かかる人もいます。
ただし、急に肩が痛みが起こって腕を上げることができなくなる症状は、腱板断裂という可能性も考えられます。
ですから、安易に四十肩や五十肩と思い込まないで、整形外科医を受診して正しい診断をしてもらうことも大事です。

肩関節周囲炎の治療は保存的治療が原則で、急性期で痛みが強い時には消炎鎮痛薬の内服と、関節内にステロイド薬やヒアルロン酸ナトリウムの注射を行ないます。
またホットパックや超短波などを使用した温熱療法や、肩の動く範囲を広くする他動的ストレッチ・前方屈曲・水平内転運動などの運動療法も治療として行います。
それから肩の動きが悪くてなかなか改善しない時には、小さくなった関節包に麻酔薬を注入して、少しずつ広げるパンピング療法が用いられることもあります。
ただ消炎鎮痛剤の内服や注射などによる保存的治療で症状が改善しない場合には、手術治療を検討することもあります。
手術の目的は硬くなった関節包をはがすこと、切離することで、一般的には全身麻酔下に徒手的授動術と関節鏡を用いた方法で行われます。
また、関節鏡を使用してつっぱっている靱帯を切除する手術が行われることもありますが、保存的治療を第一選択としてやむを得ない場合のみ手術を行います。

 

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