名古屋市南区 変形性ひざ関節症で気を付けること
2017-08-09 [記事URL]
こんな病気の変形性ひざ関節症で気を付けること
体重の負担が大きくかかるひざ関節は痛みやすいですし、痛みを発する病気は多くて代表的なもののひとつとして変形性ひざ関節症というのがあります。
ひざの軟骨がすり減って骨が変形し痛みを感じるようになってひざ関節の機能が低下する病気で、年齢を重ねることで発生しやすくなります。
40歳以上の男女の6割が罹患していると言われていますし、男性より女性の方が多くてどの年代でも女性が男性と比較して約1.5~2倍にのぼります。
また、高齢者になると男性の約4倍にも及ぶと言われています。
発症する原因としては筋力低下や加齢など様々考えられますが、主なものとして遺伝・肥満・運動不足と言ったものがあげられます。
それから変形性ひざ関節症は、進行度によって症状が大きくステージⅠ~Ⅴの5段階に分けられます。
初期に当たるステージⅠとⅡは、骨の異常はX線写真では明確に見られませんが、一時的なこわばりや痛み・動かしにくさを感じる状態です。
中期のステージⅢは、軟骨の摩耗が検査で見られて、正座や立ち上がる時・階段の昇降などの際に痛みを感じます。
進行期に当たるステージⅣとⅤは、軟骨がほとんど無くなって日常生活に支障が出るようになります。
治療方法に関してはステージごとで異なりますが、基本的には大腿四頭筋などを衰えさせないような運動療法がどの段階でも中心になります。
変形性ひざ関節症を発症した時には、できる限り膝に負担をかけない工夫と生活習慣を身に付けるようにするといった、日常生活から気を付けなくてはならないことあがります。
日常生活においてできる限り正座は避けるようするべきですし、生活様式を全体的に和式から洋式に変えることも考えなくてはなりません。
また、動く時には杖などを利用してひざへの負担を減らすようにすることも大切なことです。
それから、ひざを温めることで血行を良くして新陳代謝を促進することで、ひざに貯まっていた痛みの原因となる物質などを体外に排出しやすくなります。
その為に患部を温める温熱療法が行われるので、お風呂に入って患部を温めたり、温湿布やホットパックを用いて暖めたりすると良いですし、ひざにサポーターを当てるのも痛みが和らぎます。
日常生活で注意しなくてはいけないもうひとつの重要なポイントは体重のコントロールで、ひざに負担がかからないように肥満予防と減量に努める必要があります。
同時に筋力を保つ訓練をして、ひざの負担を減らすように心がければ、進行を遅らせる効果が期待できます。
ただし、ひざの痛みのためになかなか運動ができないことも考えられるので、食事をコントロールして肥満を抑えることも大切なポイントになります。
具体的には、食べるものは肉よりも魚、魚よりも野菜を多くとるようにして、揚げ物なども食べ過ぎないように注意すると良いです。
また甘いものもできる限り控えるようにして、お酒も禁酒をするか飲む量を厳守して飲み過ぎないように気を付けることも大事になります。
それから自分の足のサイズに合った歩きやすい靴を選ぶことも大切なことです。
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