名古屋市南区 40歳代以降のバーデン結節
2017-07-28
40歳代以降の女性に多く発生するへバーデン結節
指の第1関節が変形して曲がってしまう原因不明の疾患がヘバーデン結節で、2つのコブ(結節)が第1関節の背側の中央の伸筋腱付着部を挟んで発生するのが特徴としてあります。
ただ、いろいろな程度の変形があるので、一概にすべての人が強い変形になるとは限らないです。
ちなみに、この疾患名は病気の報告者の名前にちなんで呼ばれています。
発症する原因は、先にも触れたように原因は不明ですが、一般的に40歳代以降の女性に多く発生しますし、手を良く使用する人がなりやすい傾向にあります。
また、遺伝性については証明されていませんが、母や祖母が発症している人は体質が似ていることから、発症の可能性が考えられるので、指先に負担をかけないように注意する必要があります。
病態は、所見から見ても変形性関節症で関節リウマチとは異なります。
主な症状は、示指から小指にかけて第1関節が赤く腫れたり曲がったりして、第1関節の動きも悪くなります。
場合によっては痛みを伴うこともあって、その痛みのために強く握ることが困難になることもあるのです。
また第1関節の近くに、ミューカスシスト(粘液嚢腫)と呼ばれる水ぶくれのような透き通ったでっぱりができることもあります。
それから親指にも同様の症状がみられることもあります。
へバーデン結節の治療としては、主に保存的療法として局所の安静や投薬、局所のテーピングなどが行われます。
また急性期においては、少量の関節内ステロイド注射による治療なども有効です。
こうした保存的療法で痛みが改善されない時や変形が酷くなって日常生活に支障をきたすような場合には、コブ結節を切除したり関節を固定したりする手術療法が検討されます。
予防としては、第1関節に痛みがある場合には安静にするのが一番で、どうしても使わなくてはならない時には、テーピングをすることをおすすめします。
また、普段から指先に過度な負担が生じることを避けることも大事ですし、痛みがある時は基本的なセルフケアをするのも良いです。
セルフケアとしては手をお湯に浸けることで、温かいお湯に浸かることで手の血液の流れが良くなって、老廃物などの排出機能の向上が促されます。
できることなら朝・昼・晩に3分~6分間程度、お湯に手首まで沈めて行うとリラックスすることができます。
また、お腹いっぱい食べないことや食品添加物の多いお菓子・レトルト食品・加工食品を避けることも大切です。
過度に食べ過ぎてしまうと満腹感と圧迫感で血液循環を悪化させてしまうので、就寝3時間前までに食事を終えるように心がけると良いです。
また、食品添加物の多いお菓子・レトルト食品・加工食品は血液循環を悪くして低体温の原因になる可能性も考えられるので、できる限り避けるように心がけることです。
それから、質の高い睡眠を取るように心がけて、副交感神経が働き体をしっかりと回復できるようにすることも大事です。
血液循環を良くして体を極力休憩させてあげると痛みに悩む時間は減少します。
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