名古屋市南区 指関節捻挫を放置
2017-08-01
指関節捻挫を放置していると症状が長く尾を引く
指に強い衝撃が加わることが原因で起こるスポーツ外傷のひとつが突き指で、一般的には指関節捻挫というイメージをもたれています。
しかし突き指は、捻挫の他にも腱や靭帯の損傷、脱臼や筋肉の打撲、骨折などの症状も含めるもので、諸症状の俗称と理解しておくと良いです。
また、指が痛い時にたかが指関節捻挫だろうと安易な対応で、そのまま放置していると長く尾を引くようなことになるので注意が必要です。
衝撃が加わった部分に炎症が起きて腫れたり、熱と痛みと共に指が曲げづらくなったり、動かすと痛いという場合には適切な処置をすることが重要です。
一般的な応急処置としてはRICE(ライス)処置を施します。
RICEとは、Rest(安静)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(高挙)の4つの頭文字をとったもので、これによりケガによるダメージを最小限に抑えることができます。
冷却する際に氷や水が用意できるまでの間は、コールドスプレーで一時的に冷やすのも効果的で、アイシングをするときには感覚がなくなるまで冷やすと良いです。
多少辛いでしょうがケガをした初動の対処法が治療期間を大きく左右するので、我慢してしっかりと冷やすことです。
ひと昔前には救急処置として引っ張ると良いと言われていましたが、これは迷信で損傷の度合いを大きくしてしまい逆効果になるので絶対にしないことです。
また、それと同様に下手に揉みほぐすことも逆効果になると理解しておくことです。
このような初動対処処置などをして自然治癒を待つというイメージが強いですが、それだけでは治らない場合や一見して重症と判断できる時、違和感や痛みがずっと続く状態なら病院を受診する必要があります。
それは、骨折・断裂・脱臼などか疑われるからで、しっかりとレントゲン検査などを受けることが大事です。
甘く考えて放置した結果、関節の可動域が悪くなってしまったり、指が変形・反らない・伸びない状態になってしまったりする人も多いです。
病院を受診する目安としては、指が青紫や赤黒く変色するような酷い内出血がみられる場合や、とんとんと指で叩いた時に骨に響く感じがする場合です。
また指関節が力を入れても曲がらなくパンパンに腫れあがって触ると激痛を感じる時や、指がぐらぐらと横方向に曲がってしまう場合も同様です。
それから、指が変形してしまっている場合は重症と考えて、病院で診察を受けることが大事です。
指関節捻挫の治し方は、基本的に指が熱を持っている間は、とにかく冷やすことが大切で、そうした急性期を過ぎたら、今度は患部を温める処置が有効になります。
お風呂などで指を含めた体全体の血流を活発にしてあげように心がけると良いですし、リハビリとして少しずつ指を曲げ伸ばししていくことも早期治療には大切になります。
また、整体や整骨院で電気治療を受けるのも血流をよくするためには良い方法になります。
それから指の柔軟性を向上させることは予防や再発防止につながるので、指を反らせるストレッチなどを日頃からしておくと良いです。
名古屋市南区 指関節捻挫を放置なら、「くろねこ腰痛整体院」にお任せください。