名古屋 腰痛と気温の関係について
今回は、腰痛と気温の関係について話をしたいと思います。
最近、増々気温が下がり、寒い日が続いております。冬になると多くの整体院や接骨院など
で、腰痛のお客様が増加すると言われています。私どもの院も他と同様、1~2月にかけては
腰痛のお客様が急増します。当院は、基本的に腰痛の施術を得意としている整体院ですので、年間を
通して腰痛のお客様は多いのですは、特に冬の時期だけ増えて腰痛のお客様がいるのです。
それは「冷え腰痛」のお客様のです。「冷え腰痛」と言うのは、聞きなれない言葉かもしれませんが、
意外と多い症状の一つなのです。「冷え腰痛」とは、基本的に普段あまり腰の痛みを感じないのに、冬の
寒い時期や、朝起きる時に腰が固まって、ピリピリと痛みが出たり、腰がうまく動かしにくいと言う感覚
が出たりするものです。
冷え腰の理由としては非常にシンプルで、冬になって寒くなり、体が冷えてしまうと、体温をキープしなくてはいけ
なくなるために、筋肉を緊張させることで、熱を生んで体温を保つという機能を働かせるのです。この無意識に緊張
させて機能を継続すると、徐々に疲労が高まっていき、その疲労が蓄積することで、腰の重ダルさや痛みにつながっ
てくるのです。これが冷え腰の実態なのですが、以前全く腰の痛みがない人と言うより、ぎっくり腰の癖のある人
や、ヘルニアの手術経験がある人、脊柱分離症などの治療を行ったことがある人などがこの冷え腰になる可能性が
高いのです。
では、この冷え腰の痛みを和らげるには、「温める!!」事しかないのです。こまめに体を動かしたり、お風呂に
しっかり浸かったり、室温を高くしたりする事などをすることは大切です。色々な方法があるのですが、私が一番
おすすめするのは、冬になったら腹巻を必ずつけること言う事を習慣化する事です。一見、腹巻の効果はわずかと
思う方も多いと思いますが、効果は絶大です。ヘルニアによる腰の痛みや坐骨神経痛に悩む私ですが、腹巻などを
つけていると、かなり症状が緩和されます。ぜひ、みなさんも冬は腹巻を付けましょう。