名古屋 発熱と関節痛の関係について
今回は、発熱と関節痛の関係についてお話ししたいと思います。
今は全国的にインフルエンザが猛威を振るっています。1999年からインフルエンザの
病院1院当たりの平均受診者数が過去最高になったというニュースが出ています。
みなさんは、インフルエンザになってはいませんか?私は生まれてから、一度もインフルエンザに
なった事がないので、きっと今年もならないだろうと思っていますが、私の周りの人たちも
軒並み、インフルエンザに感染しています。また、インフルエンザになっていなくても、今年は
急に発熱する人も急増しているみたいです。インフルエンザの検査をしても陰性で、血液検査をしても
細菌やウイルスも検出されないようです。この流行はまだまだ続きそうなので、本当に注意が必要です。
今回は、よくお客さんからのご質問の中に、「風邪を引くと腰が痛くなるのだけど、どうして?」と言う
のがあります。
それは、風邪の状態とは体に菌やウイルスが侵入しているために、鼻水や発熱、咳などの症状を出すことで
風邪を治そうとしている状態です。体内の侵入したウイルスなどを撃退する方法が効果的なのが、体を発熱させる
事で、菌やウイルスを撃退するのです。その時に、起こってしまう体の反応として、全身の関節の炎症があります。
この炎症は、体の各関節にも炎症が起きてしまい、それが腰になってしまうと、腰痛として現れるのです。
ですので、いつも腰が痛くないに急に痛くなり、その後に発熱をしたり、その他の風邪の症状が出たりする
事があります。ですので、腰痛(特に痛いと言うより、重だるい感覚)が急に出た場合、風邪を疑うのも
大切です。後、これは私が長年施術の経験上の事で医学的根拠があるわけではありませんが、発熱をした後は
ぎっくり腰になりやすいと思います。これは、医学的な根拠ではありませんが、発熱をすると体内の水分が
減ってしまい、筋肉の柔軟性が低下します。そのため、損傷しやすくなり、ぎっくり腰になりやすいと考えます。
みなさんも、インフルエンザを気を付けると同時に、その他の風邪や症状が治まった後のぎっくり腰にも
注意が必要です。