名古屋で起立性調整障害なら南区のくろねこ整体院
起立性調節障害と聞いても、耳にした事がない人も多いと思いますが
実は悩んでいる人が多い症状の一つです。大人と言うよりも小中学生に
多く見られます。この起立性調節障害と言うのは、自律神経失調症の一種で
す。以前は、単に生活リズムの乱れが原因とされてしまっていましたが、今では
自律神経の問題だと明らかになっています。
症状としては、起立や座位で脳血流が減少し、思考力と判断力が低下するしてしまいます。
発症する年代で言うと、成人より圧倒的に10歳から16歳に多くみられ、日本人の場合、
小学生では5%が、中学生では約10%の子供にみられ、性別では女子の方が男子に比べ1.5倍
から2倍の方が多いです。発生の原因は体内時計が5時間程度ズレてしまっている事が原因であり
午前中活動に必要な交感神経が活性化しないため、判断能力が低下したり、きびきびと行動できない
などの弊害が起こります。逆に夜になると交感神経が活発化してしまうために、寝付きが悪くなったり
睡眠が浅くなることで、生活に影響が出てしまうことが多いのです。また、上気道のアレルギーを併発
してしまう割合が非常に高いと言う、報告例が多数あります。
具体的な症状としては、朝すぐに起きる事ができない・起立性の立ちくらみが一番多くみられいます。その他
では、睡眠障害や動悸息切れ・倦怠感や食欲不振・頭痛など症状は多岐に渡ります。症状が悪化し、血液による
酸素と栄養の供給が悪くなってしまうと、疲れがなかなか取れず、起立性調節障害の回復が遅れてしまうことも
多いのです。
治療法ですが、薬を使う方法と薬を使わない方法があります。まず薬を使う方法ですと、
血流量を増加させる薬(エリスロポエチンなど)や血管収縮を改善する薬(エフェドリンなど)の薬を飲む方法
があります。
私どもの整体院にも起立性調整障害に悩むお子さんがたくさん来院されますが、薬による治療ではなく、薬を飲まない
治療をお勧めしています、なぜならこの起立性調整障害は、症状に悩む多くの子供たちが、重症と言うより軽症の子が
多く、薬による治療を行わなくても改善が見られるケースが多いのです。当院が行う方法ですが
①全身の血流を促す(ディープティシュマッサージ・メドマー・ストレッチなど)
②運動指導(体の大きな筋肉を刺激する運動・自宅で行う運動の指導など)
③食事指導(塩分調節は必要になるために、食事やサプリメントなどの指導)
以上のような事を行っております。
この障害は、一見「なまけ病」と思われてしまう事もありますが、実は病状として苦しんでいる子も多く、親御さんは
それに気づいてあげて、「もしかして?」と思ったら、ぜひ一度ご来院ください。