名古屋 南区 頭痛を伴う目眩の対処法
頭痛は文字通り、「頭が痛い」と感じる伴う物なのですが、その原因や症状は色々な種類があります。
代表的な物は、風邪を引いた時や、お酒を飲みすぎて二日酔いの状態から来る頭痛、また冬など
体(特に首回り)が冷えてしまい、段々頭が痛くなっていく頭痛などがあります。
日本人の頭痛持ちは、他の国の人に比べ多いといわれており、日頃から慢性的に頭痛に悩まされている
人は、3人に1人と言われており、一番多い頭痛の種類は緊張型頭痛と呼ばれるものになります。
その他にも偏頭痛や群発性頭痛などの種類がありますが、今回取り上げる、頭痛から引き起こされる
目眩の原因は、片頭痛になります。
目眩やふらつきなどの原因は、片頭痛の症状の一つであると同時に、片頭痛が発症する予兆として現れる
可能性もあるのです。片頭痛が原因で起こる目眩やふらつきは、この症状が出始めて数時間から1~2日
の間に、激しい頭痛が起こる事が特徴になります。もし、定期的に目眩の後に頭痛に悩まされている人は
片頭痛を知らせてくれるサインと思い、その時が来たらできるだ体を休めるようにする。
もし、可能であるのであれば、体を休める事ができるようにスケジュールを調整するなどの対策をすることが
良いと思います。
よく、めまいによる片頭痛の悩みを抱える人は、できるだけ安静にしなければいけないので
運動が絶対にしないほうがよいと考える人もいれば、軽い運動なら逆に頭痛が軽減できるのでやった方が良いと
考える人もいます。この事に関しては、その時の状況によって使い分けた方が良いと思います。
もし、目眩が継続的に続いていたり、片頭痛により胃がムカムカしたり、不快感がある時には運動などはせず
体をしっかり休める事をおすすめします。ただ、目眩が短時間で終わる時や気分がそんなに不快でない時は
軽いウォーキングやストレッチなど軽い運動を取り入れて、無理しない程度で行う事で、目眩や偏頭痛
が軽減される事があります。
片頭痛を予防するためのストレッチとして効果的なのは、僧帽筋(首から肩にかけある大きな筋肉)を
伸ばすストレッチを行いましょう。具体的なストレッチ法は
①まず椅子に浅く座り背筋を伸ばす
②右手を腰の後ろに回し、椅子の縁を掴む
③左手を頭の上を通るように回して右耳に固定する
④その状態を維持したままゆっくりと左斜め前に倒す
⑤そのまま20秒キープする
⑥ゆっくりと元に戻し、逆側も同じ事をおこなう
このようなストレッチを定期的に行う事で、僧帽筋に必要な血流量が確保されめまいや
偏頭痛が改善されます。
また、その他の改善法として、私がお勧めするのが、首や肩を温める事です。よく
肩や首などの違和感や痛みを感じると、手軽なケア方法として、湿布などを貼る人が
多いと思います。しかし、発布にはあまり目眩や頭痛を改善する効果はかなり低いと思います。
ですので、しっかりお風呂で首まで浸かり温めたり、肩甲骨を動かすような運動を行ったり
体の芯から温まるようにすると、湿布などを貼るよりも改善方法としては良いと思います。
最後に、目眩や頭痛の不快感を取り除くために、痛み止めの薬を飲む事は良いのか?ですが、
私の個人的な意見を言いますと、ストレッチをしたりお風呂で温めあり、運動をしたりして
もし、痛みや不快感が増していくようであれば、薬を飲むと言うのも一つの選択としては
良いのではないかと思います。ただ、薬はあくまで一過性の痛みを取り除くための手段であるため
それに依存をしてしまい、服用回数や服用量が段々増えていく可能性があり、怖い面を持っています。
ですので、飲まないで我慢できる限り服用せず、必要だと感じたら早い段階で飲んだ方が良いと思います。
現在は、片頭痛の前兆である目眩によって転倒してしまい、大けがにつながる人も増えています。
ですので、目眩が頻繁にある人は、特に日頃からのケアや体のメンテナンスが必要です。