名古屋 自律神経の乱れと腰痛の関係について
今回は自律神経の乱れと腰痛の関係についてお話ししたいと思います。
当院にお越しいただく、お客様は年代や性別問わず、様々な方々に来ていただきますが、
実は病院の先生もたくさん来ていただいております。整形外科や産婦人科、心療内科のドクター
などが来ていただいているので、施術をしながら色々な話をする中で、私たちが勉強になることもたくさん
あります。もちろん、専門的な話はもちろん色々教えていただけるのですが、今の季節にどんな症状の患者さんが
たくさん病院に来院されているのかなどの話を聞かせて頂く事が、非常に勉強になります。
昨日も、心療内科のドクターのお客様と色々話をさせていただいている中で、私が「今の季節はやっぱり寒さから来る
精神的な症状の方が多いのですか?」と質問したら、意外な答えが返ってきたのです。
それは、「もう寒さの影響を受けて精神的な状態が不安定になる事は、もう遅いぐらいです。今は春先に起こる、自律神経の
乱れから来る、精神的な症状や体の痛みが多いです」と言う事でした。体の痛みで一番出る症状としては、肩こりが多いそうなのですが
、腰痛もすごく多く、自律神経の乱れに影響される腰痛が最近は非常に増えていると言うのです。
まだ、1月ですし冬真っ最中と言った感じなのに、体は先取りしており、もう春先に起こる体への変化が起こっているというのです。
春先は自律神経が乱れやすいと言われており、当院でも3月に入ると「何となく腰が痛い」「寝ても寝ても体の疲れが取れず、
体全体が痛い」など原因があまりはっきりしない症状を訴える人が増加します。
きっと、それは春先に影響を受ける自律神経の乱れによるものだと思います。
なぜ、自律神経が乱れるのか?はっきりした原因はよくわかっておらず、いわゆる「ストレス」との影響が大きいと言われていますが
実際は、このストレスが個人的な受け取り方や耐性も様々なので、難しいのです。
当院では、心療内科や他の医療機関のように、自律神経に直接アプローチする投薬治療などはできません。ただ、強張ってしまった
体をほぐすことで、体がリラックスでき、加えて私やスタッフを話をすることで、精神的に落ち着いて症状が緩和される方も多く
います。