名古屋 腱鞘炎 バトミントン テニス
2014-08-20
手首の腱鞘炎は、テニス・バトミントン・卓球などラケットスポーツで多く引き起こるスポーツ障害です。
手首の腱鞘炎の原因については手首のオーバーユース(使いすぎ)が一番の原因です。ですので、スポーツ
の種目で言えば、手首の使用頻度が多いラケットスポーツ(テニス・バトミントン・卓球など)になります。
手首の動きは、筋肉の収縮によって関節が動きますが、指の場合は他の関節とは異なり、各関節にある腱鞘と
いう管を腱が通ることで動きます。腱鞘炎は、指を曲げ伸ばしの動作を繰り返す事で、腱鞘と腱が擦れて摩擦を
起こし、この部位で炎症する事で痛みや運動障害が起きる障害です。スポーツ障害での腱鞘炎は、ラケットスポーツ
の練習時間や試合の頻度が高い場合が一番のリスクになります。スポーツ障害の腱鞘炎の場合、いきなり手首が痛い
や運動制限が起きる事は比較的少なく、一定期間手首の違和感や疲労感が残る感覚が続き、その後に痛みが出てくると
言う順番になります。ですので、まず違和感が出る場合、すぐにアイシングを行い炎症を抑えます。そして、その後の
練習や試合のなどをする場合には、しっかりと手首のテーピングを行う必要があります。このテーピングは、手首の周辺
だけでなく、前腕を大きく覆うようなテーピングを行う必要があります。腱鞘炎の発症リスクは、かなり個人差が多く
繰り返し発症する人もいれば、オーバーユースでもならない人もいます。ですので、腱鞘炎の既往歴がある方は、特に
注意して、ケアと予防が必要になります。