名古屋 頚椎損傷
2014-08-27
スポーツによるむち打ちは、ラグビーやアメフト、サッカーや格闘技などのスポーツ中の接触などにより
首に衝撃が加わり、首がむちがしなるように前後方向に、連続して強制的に大きく動くため、首周辺の筋肉
や靱帯、椎間板、血管などが部分的に損傷する場合をむち打ちといいます。むち打ちと言えば、交通事故の後遺
障害を思い出す方も多いと思いますが、スポーツでも多く発症し、スポーツ障害の代表的なものと言えます。特に
ラグビーやアメフトのタックルなどの激しいスポーツで生じることが多く、体操やフィギアスケートなどジャンプを
する競技でも起こります。首の屈曲と伸展は、頚椎(首の骨)及び上部胸椎(胸の骨)の歪みや周辺の筋肉組織の緊張や
拘縮を引き起こします。スポーツ障害で起こるむち打ちの過程は、まず首に強い衝撃が加わり、首の過度な屈曲や伸展を
した際に、防御反応として首の筋肉に強い拘縮がかかります。その結果生じる首の痛みが、スポーツ障害のむちうちです。
むちうちの症状は、たくさんの症状ををもたらしますが、むち打ちの疑いがあれば、早期に適切なケアをする必要があり、放
っておくと競技人生に影響しかねないので、しっかりとした治療を行わないといけません。スポーツ障害のむち打ちの治療に
関しては、大きく分けて2つです。一つは、歪んだ頚椎や胸椎の矯正を行います。これは熟練した技術を有したカイロプラクター
や整体師に施術をしてもらう必要がありあす。次の拘縮した筋肉を弛緩させる事が必要です。それにはホットパックや電気治療
、超音波治療や運動療法を行う必要があります。