名古屋 二頭筋長頭腱炎
2014-08-28
上腕二頭筋と言う筋肉は、腕の力こぶの筋肉であり、肘を曲げるために使用される筋肉です。上腕二頭筋長頭腱と
は、上腕二頭筋の付け根に存在していて、腱が肩関節近傍を走行するようにあります。二頭筋長頭腱は肩関節近くで
結節間溝と言う、骨で作られた溝があり、その間に二頭筋長頭腱がハマっている形になります。この溝から外れた長頭
腱は骨との間に刺激を受けやすく、炎症が起きやすくなるのです。その状態が上腕二頭筋長頭腱炎といいます。症状は肩の
運動時に激しい痛みが前方に出る事が多く、併発として腱板損傷やSLAP損傷でも同様の症状を来すことがあり、正しい診断
が必要になります。後、簡単な診断方法として、結節間溝を圧迫して疼痛の有無を確認することがあります。手術治療が必要
になることは余りなく、接骨院でも十分に治療ができる症状です。くろねこ腰痛整体院では、二頭筋長頭腱炎に対する治療
としては、結節間溝から腱が外れていたら、結節間溝内にはめる整復をします。その後は、炎症を抑える治療を行い、次に動きを
スムーズにするリハビリを行います。二頭筋長頭腱炎は、肩や腕の筋肉の拘縮が大きくなりますので、この拘縮を取るマッサージ
なども行っていきます。