名古屋南区 脊椎分離症
2014-08-30
脊椎分離症と言うスポーツ障害は知らない方も多いと思いますが、実はこの脊椎分離症を抱えているジュニアアスリートは
非常に多く、中・高校生のジュニアアスリートの約10%が腰椎分離症である言われています。諸外国比べても、ジュニアアスリート
の脊椎分離症患者は多い傾向になります。それは日本のスポーツ現場の特徴的な事が原因でありますが、練習時間が非常に長く、また
同じ動作の反復をさせる事が多いためです。脊椎分離症の症状としては、椎間関節の骨の連続性が断たれた状態(脊椎が割れて変異する
)を言います。原因としては、腰椎部分の疲労骨折が原因となっていることが多く、第5腰椎に起こるケースがほとんどです。痛いの感じ方
としては、腰痛を訴える事が多いのです。ただ、痛みの種類は鈍痛で、下肢痛はあまり認められません。椎間分離部分に異常可動域が認めら
れ、とくに背中の後屈で痛みが出ます。この脊椎分離症は初期の治療が進めば、分離部は癒合し完治します。ただし。早期に腰痛が軽減してし
しまうために医療機関などで発見を見落とされていることも多く、そのまま経過してしまうことも少なくありません。くろねこ腰痛整体院
でも、野球・水泳・陸上・サッカー・バスケットなどたくさんの分離症患者がお越しになりますが、初期の治療においては、安静を基本とした治療
になります。その後は 腰椎周辺の諸筋肉のリラクゼーションを目的に、背筋群、ハムストリングスのストレッチングを中心とした治療を行います。
その後は、筋力の強化のために、リバースハイパーエクステンションなど下背部の強化を行います。