O脚の原因は筋肉のこり?正しい施術と姿勢でO脚を改善する
2014-09-12
日本人のおよそ9割が、O脚であるといわれています。
生まれつきO脚となっている方もいますが、それ以外の場合は、日常生活に原因があります。
もっとも多いのが姿勢の悪さで、歩行時、座っているときは、立ち姿勢、食事をする際の行動一つとっても、正しい姿勢でない場合、O脚になる可能性がありますので、注意をしましょう。
【O脚は筋肉が原因?】
意外と多いのが、O脚が骨の異常であると、勘違いしている人です。
確かに、先天性のO脚である場合、生まれつき骨の異常によって、O脚になっていることもあります。
しかし、日常生活の悪い姿勢や行動が原因による場合は、そのほとんどが筋肉のコリが原因です。
そのため早い段階で整体院に通い、適切な施術をうければ、高い確率でO脚を改善する事が期待できます。
骨には、多くの筋肉があり、その伸縮によって体を動かす事ができます。
しかしO脚の方の特徴として、骨にある筋肉が凝り固まっていることで、伸縮がスムーズに行かず、脚の形を大きく変化させていると考えられます。
筋肉が固まってしまう特徴としては、骨盤のゆがみで、立ちっぱなしの仕事やデスクワークなど長時間の姿勢の悪さ、そして一定の姿勢から動かす事が少ない、長距離ドライバー、パソコン作業、流れ作業などが考えられます。
そのほかにも自転車に長時間乗って通勤する方やファッションといて高いヒールを履いて無理をしている人なども骨盤のゆがみを引き起こす原因といわれています。
骨盤のゆがみは、体を前、もしくは後ろに必要以上の負担をかけるため、脚に余計な力を入れた状態を作ります。
無理な姿勢を脚で踏ん張る事で次第に筋肉がこり、固くなった筋肉が骨を必要以上に引っ張ることでO脚の症状を作ってしまうのです。
【O脚は治らない症状ではない】
O脚の悩みを抱えている方は、骨の異常だし、もう絶対に治らないと諦めている方が多いように思われますが、固くなった筋肉を元通りの柔らかく質の良い状態に戻してあげることで、O脚を治すことは不可能ではありません。
そのためには、整体院などプロの施術を受ける事がとても重要となりますが、O脚を作ってしまった生活習慣などの改善も同時に必要です。
これまで同様に悪い姿勢のまま生活を続けているとせっかく整体院で筋肉のコリをほぐしてもらったにもかかわらず、また元通りの状態にもどってしまいます。
毎日の生活で気をつけたいO脚改善方法としては、正しい姿勢に意識することです。
座っているときもたっているときも同じように姿勢に気をつけましょう。
正しい姿勢が分からない場合には、壁を使って体に基本的な姿勢を教えてあげてください。
頭、肩、ヒップ、かかとをすべてつけた状態で、まっすぐ立ちましょう。
顎を引き、目線を前に向けて、20秒キープします。
この状態で、もっとも正しい姿勢となります。
この場合、かかとと、かかと、ふともも、膝はしっかりとつけるようにしましょう。
O脚の症状が酷い場合には、この姿勢を20秒キープするだけでも痛みを感じるかもしれませんが、無理のない程度にゆっくりと覚えさせるようにしてください。