膝の痛みや違和感の原因と対処法
2014-09-23
最近なんだか膝に違和感がある、立ち上がりに膝に痛みを感じるなど、ふとした瞬間に起こる膝の痛みを少しでも軽減できるよう、その原因や対処法について紹介します。
【膝の痛み、違和感の原因とは】
膝の痛みや違和感の原因といっても、ライフスタイル、体質、職業などによってさまざまです。
ただ、職業柄、膝に負担をかけてきた生活を送っている人、悪い姿勢をとり続けることで、膝に過度の負担をかけている人、重い体重の影響で膝に負担がかかっている、など、いずれの場合も、膝に余計な負荷をかけることが原因となっていることが多く、その結果痛みや違和感を感じます。
膝に負担をかけると、なぜ痛みや違和感を感じるようになるかという理由については、骨と骨の間にある軟骨が磨り減ってしまうことが原因で、その動きを阻害、または、骨と骨がぶつかり続けることで骨のゆがみが起こり、体全体のバランスを崩すことで、さらに膝に負担をかけていることが要因です。
では、膝の痛みを引き起こす、日常生活の中にある原因を詳しく紹介します。
【変形性膝関節症などが原因の膝の痛み】
加齢による膝軟骨の減少、骨や筋肉の劣化が主な原因となっているのが、変形性膝関節症による膝の痛みです。
変形性膝関節症になると膝の痛みを強く感じるようになり、次第に日常生活にも支障をきたします。
慢性関節リウマチ以外の膝の痛みの原因で最も多いのが、この変形性膝関節症で、40代以降の女性に多く見られる症状です。
加齢以外にも、姿勢の悪さやスポーツなどが原因となることがありますので、場合によっては若い人でも発生する可能性があります。
【スポーツが原因の膝の痛み】
歳を重ねると「体をうごかさなくては」という焦りの気持ちから、中高年以降に運動を始める方も多いですが、それが原因で膝の痛みを抱えることもあります。
膝周辺の筋肉がまだしっかりとついていないにもかかわらず、無理に膝に負担をかけたり、骨盤のゆがみ、背骨のゆがみを矯正せず、ハードな運動を行うことが原因とされています。
また若いころからスポーツを熱心に続けてきた方の中にも膝に対するリスクが高まることで加齢とともに、膝の痛みを発症するケースも少なくありません。
これらの症状を予防、改善するためには、まず骨盤矯正を行い、体のゆがみを取り除くことが重要です。
次に、運動による疲労を蓄積させないよう、日々マッサージや整体での施術を利用し、疲れを取り除くよう心がけましょう。
これらに注意することで、関節軟骨の消耗を予防し、膝の痛みを回避できます。
【O脚が原因の膝の痛み】
日本人に以外に多いといわれているO脚、それが原因で膝の痛みを感じている方も非常に多いといわれています。
O脚は、腰や骨盤、股関節に対する筋肉のバランス、負荷が非常に悪く、膝の内側へ負荷をかけることで高い確率で膝の痛みを感じます。
ちなみにX脚の場合は、O脚とは逆に膝の外側に負担がかかり膝の痛みを発生させます。
先天性の場合もありますが、変形性膝関節症による膝の変形によるO脚もありますので、症状が悪化する前に早めに整体での治療をお勧めします。