名古屋南区 腱板損傷
2014-10-11
みなさんは、肩のインナーマッスルと言うのはご存知でしょうか?肩の関節は、非常に動きが大きく
柔軟性が高い部位であるため、非常に安定性に欠けます。ですので、肩の関節は脱臼や亜脱臼なども
多く、その他の怪我の可能性も高いのです。肩の関節は関節が緩い分、靭帯や軟骨などで安定性を
高めていますが、その中の一つとして肩甲骨の周辺にある筋肉もその安定性に関与します。その筋肉
(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)を回旋筋腱板と呼んでいます。スポーツにおいて、この4つの
筋肉のいずれか、またはすべての筋肉の怪我を腱板損傷と呼びます。具体的な症状と言えば肩を上げた
状態を維持する事ができず、腕が下がってしまったり痛みが出たりするのです。腱板損傷は投球動作を
するスポーツやコンタクトスポーツで起こる事が多く、一度受症してしまうと繰り返し起こる事があります
ので、最初の受症時にしっかりと治療とリハビリを行う必要があります。一番のポイントは患部が急性期
を終えたら、しっかりと血流を良くさせなければなりません。