名古屋 接骨院 線維筋痛症
2015-01-14
体中が痛くものすごく辛いのに、病院の検査でまったく異常を見つけることができない。
その中の一つに線維筋痛症というものがあります。
線維筋痛症は、検査では異常を見つけることができない、原因不明の痛みを感じるのが大きな特徴です。
痛みは、体全身にわたり、誰にもその辛さを理解してもらえないことが一番患者さんを苦しめています。
通常、関節やその周辺の筋肉や骨の痛みなどについては、幅広くリウマチ性疾患と診断されますが、線維筋痛症は、リウマチのように関節のはれや変形といった症状は見つけられず、ほとんどの病院の検査でも異常なしと診断されます。
認知度も低いため、人によっては、仮病や怠け者として扱われることもある、非常につらい症状です。
今すぐ命の危機にさらされるということでもありませんが、その痛みが原因で、仕事を失い、生活ができない方もいるほどです。
線維筋痛症は特に中高年の女性に多くみられる症状ですが、最近では、男性や、若い世代の発症や子供の患者も存在しています。
痛みの特徴は、首、肩、背中、臀部、など体の中心から太もも、膝、などの下半身にいたり、しびれ、こわばり、緊張、さらには、目の奥や口の中の痛み、頭痛といったあらゆる痛みを感じるとされています。
痛みの程度や症状の出方についても個人差がありますので、線維筋痛症と特定されるまでにも時間がかかることがあります。
そのほかにも環境や季節の変わり目、ストレスの度合いなどによっても痛みや症状に変化が現れることもあります。