名古屋市南区 ストレスが原因の腰痛
2016-01-29
心と痛みは密接に関係にあるためストレスで腰痛が起こる
日本人の若者から中高年・高齢者に至るまで、そして男女問わずに多くの人が苦しんでいる症状のひとつが腰の痛みで、その80%以上は病院で検査をしても原因が特定できないといわれています。
特に原因が発見しにくいのが慢性腰痛で、その痛みが精神的なストレスと深く関係していることが解明されてきています。
人間の日常生活では歩く・座る・作業をする・横になるなど、多くの場面で腰を使用して生活しています。
また二本足で立って生活する人間にとって腰は、動作の中心となる部分で体の中で特に負担がかかりやすい部位なので、多くの人が腰の痛みに悩まされているのです。
特に中腰の姿勢は、頭部や胴部の重さが集中する腰には直立している時の3~4倍の圧力がかかって、中腰の姿勢や動作が多い人ほど腰への負担が大きく痛みを生じやすくなります。
また、加齢や運動不足に伴って腰の筋肉は衰えやすく、診察や画像検査で異常が発見されないケースの腰の痛みは、このような姿勢の悪さや筋力の低下が原因と考えられてきました。
しかし、単純にそれだけで説明することが難しい原因不明の腰の痛みもたくさんあって、同じ椎間板ヘルニアでも痛みが強い人と痛みがない人がいる例もそのひとつです。
実は、このように痛みの現れ方に大きな違いがあるのは、ストレスなど心の問題が関係しているということが判明してきたのです。
さらに、本来は痛みを抑制するドーパミンという脳内物質が大量に分泌されることで、痛みを軽減させ身を守る脳のメカニズムが、ストレスによりバランスが崩れシステムが働かなくなることも近年解明されています。
そしてドーパミンの分泌が減少して痛みを抑えられなくなって、痛く感じそれによりドーパミンの分泌がさらに少なくなるといった悪循環がおこり、これにより慢性化した痛みになるのです。
このように心因性の原因により腰痛を発症して、しかも痛みが長期化する慢性的な腰の痛みになることもあるのです。
このような腰痛を整形外科だけで治療することは難しくて、心因性の腰の痛みに関しては精神科と連携して心と体の両面から治療するようになってきています。
ちなみに、慢性的な腰の痛みがある方は、心因的要因が溜まっている人やうつ状態の人が非常に多いことも分かってきています。
このように慢性的な腰の痛みがある方は、その痛みが心からのSOSサインと自覚して心のケアにまずは取り組むことが大切です。
心を癒す「心の処方せん」が痛みの強弱など症状を左右すると認識して、自分に適した心の処方せんで心因的な要因を解消することです。
例えばウォーキングなど適度な運動習慣は解消につながりますし、運動不足による筋力低下の体質の改善にもなります。
また、整体などで体のバランスを整えることで体の調子が良くなると、心因的な要因の解消につながる可能性も考えられます。
ですから整体による治療を併用することも検討してみると良いかも知れません。
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