名古屋市南区 40肩50肩予防ストレッチ
2016-03-08
40肩50肩の正式名称は、「肩関節周辺炎」といいます。
肩関節の周辺に起こる炎症で、呼び名からも分かるとおり40代、50代の年齢に多く発症する疾患群です。
肩関節は、360度、幅広い範囲に動かせる部分で、他の部位と比べても構造がかなり複雑です。
肩関節は、肩甲骨と上腕骨が接続し、その周辺に多くの筋肉、腱や関節があり、それをスムーズに動かすための潤滑油の役割を果たす滑液包などがあります。
複雑な構造かつ、あらゆる角度に動く関節は、年齢とともに炎症を引きやすく、現在多くの方が40肩50肩の症状に悩まされていますが、その原因は、いまだはっきりとは解明されていないのが現状です。
【40肩50肩の症状を教えて!】
40肩50肩の主な特徴は、腕をねじったり、上下運動の際に痛みが強くなり、稼動域の制限がかかります。
例えば、いつもスムーズに出来るネクタイが上手く締められない、靴下がはけない、シャツの脱ぎ着ができない、髪のセットアップが難しい、などの些細な日常生活に支障をきたします。
中でも、関節内や滑液包に石灰沈着が発生している場合は、動かしづらさと同時に激しい痛みも伴うため、睡眠障害等のトラブルも発生します。
【自然に改善する?】
40肩50肩は、放っておけば自然に治る、と安易に自己判断している方も多いようですが、それはあまりお勧めできません。
確かに、40肩50肩の多くは、放っておいても、しばらくすると自然に治ります。
個人差はありますが、1年から1年半、長い人で2年以上で改善する事はあります。
しかし、その間の痛み、日常生活の支障等がストレスとなって、別の病気を発症することがあったり、無理をして、関節の機能を破壊してしまうなど、結果的に症状が長引くケースも少なくありません。
また適切な処置を受けずに、放置すると、関節部分の動きが悪くなったり、一度治っても再び痛みや稼動域の制限がかかるなど、症状の悪化が深刻となります。
その為、できるだけ適切な治療を受け、正しくそして最短で改善するのが望ましいと考えられます。
外科はもちろんですが、整体院、接骨院等でも40肩50肩の治療は可能なので、お近くで通いやすい施設を見つけ、一度正しく診てもらうようにしましょう。
【40肩50肩の予防って出来る?】
40肩50肩を予防するには、適度な運動は必要不可欠です。
40肩50肩は、肩関節の過剰な負担が原因となるのは確かですが、年齢とともに体を動かす時間が少なく、その為肩周辺の筋肉、骨、腱等の動きが悪く、急な動きに対応できないのが発症のきかっけになることもあります。
その為、普段から適度な運動を心がけ、40肩50肩の前兆を瞬時に発見するのも一つの対策です。
40肩50肩予防ストレッチは、すごく簡単で、1日わずか1分ほどの時間でできるので、気が向いたときに取り入れるようにしましょう。
正しい姿勢で立ち、両手を頭の上に伸ばします。
頭の上で手を組み、そのまま右にグーッと腕を倒します。
そのとき、肩、肩甲骨、わき腹などの筋肉が伸びるのを意識してください。
左右交互に10秒の2回ずつ行ったら、腕を頭の上で組んだまま、ぐるぐると頭の上で回しましょう。
腰、肩甲骨などの筋肉がぐるぐると回るのを意識しながら、右左に10秒ずつ回転させてください。
この運動だけで、肩周辺の組織が柔軟になり、40肩50肩の予防につながります。
無理をしない程度に毎日継続できるように心がけてください。
名古屋市南区 40肩50肩予防ストレッチなら、「くろねこ腰痛整体院」にお任せください。