名古屋市南区 オスグッドの要因
2016-08-04
オスグッドとは、成長期のお子様に特に見られる症状です。
ジャンプや膝の伸縮、ダッシュやキックというだ動作で、脛骨結節部が引っ張られ、はがれたり炎症を起こすことで痛みが現れます。
【オスグッドとは】
10歳から15歳の成長期の子供に多く見られ、飛んだりはねたり、ボールをけるなどの運動で発症します。
太ももの前の筋肉は、膝蓋骨を経由して、膝の曲げ伸ばしを可能にします。
膝を伸ばす力の繰り返しによって、太ももの筋肉が膝蓋腱付着部を開始、脛骨結節を引っ張るので、このとき過剰な負荷がかかり軟骨が剥離されます。
成長著しい子供の骨が変化する時期なので、本来なら無理は禁物です。
ただし、成長が終了すると多くは治癒すると言われているので、少しでも痛みや違和感を感じたら、すみやかに運動は控えるのがベスト。
また痛みを感じたら、安静にし、患部を冷やすことが痛みを緩和するための対処法です。
【症状や好発スポーツは?】
オスグッドは10歳から15歳前後の男の子に見られます。
ジャンプ、ボールを蹴る、ダッシュにストップ、スクワットなどの膝への負担が大きいスポーツが発症のリスクが高いと考えられます。
陸上競技にサッカー、バレーボール、バスケットボール、バドミントンなどが一般的。
オスグッドは、成長期が過ぎると症状は軽快します。
しかし、この時期に正しく対処しなければ、大人になって再び運動を始めると症状が現れ、骨の変形などオスグッド後遺症と呼ばれる症状になるので、注意しましょう。
【オスグッドを予防するには?】
オスグッドには、なりやすい状況や環境があると言われています。
■骨盤の歪み・後傾
太ももの前の筋肉が硬くなると、膝の動きによって、筋肉が過剰に引っ張られ、オスグッドを悪化させます。
これは、骨盤が後ろに倒れている人ほど、太ももの前の筋肉が硬くなることが分かっているので、お子様の姿勢に注意を払いましょう。
逆に、姿勢の正しい子は、太ももの前の筋肉が柔らかくオスグッドになりにくい傾向にあります。
意識的に姿勢を改善することもできますが、プロの力を必要とする場合は、骨のスペシャリスト接骨院が最適です。
■生活が不規則
夜遅くまでゲームやネットをしている、睡眠が不十分、食生活が乱れている、という状況では、当然体の疲労を改善できません。
疲労は体内に悪い物質を溜め込み、血行不良から十分な栄養を各細胞に送る事もできません。
これではオスグッドどころか、成長を阻害するだけなので、規則正しい生活スタイルを整えるようにしましょう。
■自転車
学校や塾の通学に自転車を利用している、という場合もオスグッドに注意をしましょう。
自転車は、太ももへの負担が大きく、特に自転車サドルの高さによっては、太ももへの影響は深刻です。
もし、自転車通学を余儀なくされる、という場合は、太ももへの負担が少しでも軽くなるような設計を心がけるようにしてください。
ちなみに股間節よりも膝が低くなるようサドルを調整すると、太ももへの負担が軽減します。
■ストレス
オスグッドは、ストレスも大きな要因といわれています。
ストレスは、自律神経の乱れや血行不良を引き起こします。
その結果、質の高い筋肉を形成できないどころか、疲労物質が体内に蓄積され、様々なトラブルの要因を作ります。
可能な限り疲労を回復し、息抜きを上手に行いつつ、ストレス解消を図りましょう。
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