名古屋市南区 頚椎症性神経根症
2016-09-14
【頚椎症性神経根症とは】
あまり聞き慣れない症状かもしれませんね。
初めて耳にする方のために、ここでは、頚椎症性神経根症について詳しく説明します。
まず、頚椎症と、神経根症を分けて説明します。
■頚椎症について
頚椎症とは、頚椎を構成する骨(椎体骨)の骨棘(とげ状の突起)の形成と、骨と骨の間にあってクッションの役割りをする椎間板の飛び出しと、じん帯の石灰化、骨化が神経や脊髄を圧迫、刺激することが原因で起こる痛み、違和感です。
椎体骨の骨棘や椎間板の飛び出し(ヘルニア)、石灰化・骨化は、主に加齢が原因です。
個人差はありますが、一般的には40代から老化が始まり、高齢になるほど、骨の変形や劣化は深刻です。
また外傷が原因で、起こるケースもあるので、若くして頚椎症になることもあります。
■神経根症について
神経根とは、脊髄から椎間孔(脊柱管の中にある脊髄から出る神経の通路)にのびる神経をいいます。
脊椎損傷が中枢神経の損傷であるのに対し、神経根症は、末梢神経の損傷となります。
神経根は、脊椎の過屈曲、出血などによる圧迫により損傷します。
例えば、交通事故で頻発するむち打ちが代表例です。
神経根を損傷すると、上半身を中心とした様々な不調が現れます。
つまり頚椎症性神経根症とは、頚椎症という首の痛みが原因となって、脳から通る神経根を圧迫損傷し、全身に至るあらゆる症状を発症させています。
【頚椎症性神経根症の主な症状とは】
神経根は、脳からの指令を全身に届ける役割りがあります。
そのため、その部分を損傷することで、正常な運動が阻害され、痛み、痺れ、感覚異常、筋力の低下などが見られます。
特に交通事故などが原因となる場合は、首をそらしたり、その部分に刺激を与えると、強い痛みを感じるのが特徴です。
その他にも
・首が思うように動かない
・上を向く動作が痛い
・指がしびれる
・イライラする
・倦怠感がある
・疲れやすい
等が確認できます。
しかし、これらの自覚症状があっても、病院では、これといった対処が難しいのが現状です。
根本的な改善を目指すためにも、接骨院を早急に利用してください。
今すぐに接骨院を利用できない場合は、次のことに注意をしましょう。
【症状悪化を防ぐためには】
頚椎症性神経根症を症状悪化を防ぐには
・首肩周りの動きを制限する(運動、マッサージを控える)
・首に負担をかけない
・痛みを我慢しない(市販の鎮痛剤で治る場合は適度に利用する)
などがおススメです。
自己流でマッサージやストレッチをすることで痛みが増す可能性が高いので、控えましょう。
長時間のデスクワークなどは、首にかなりの負担がかかるので、適度に休む、緊張をほぐすなどの対策が必要です。
また痛みを我慢し続けることで、ストレスを感じて、別の体調不良を引き起こす要因になるので、市販薬で痛みが軽減できる場合は、上手に活用しましょう。
ただし、この方法は一時的な対処法に過ぎませんので、できる限り早めに接骨院で施術をうけることをおススメします。
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