名古屋市南区 かみしめ症候群
2016-10-28
かみしめ症候群とは、近年増加傾向にある症状の一つです。
【かみしめ症候群とは】
最近、
・おなかがガスで張っている気がする
・ゲップやおならが頻繁に出る
・首こり、頭痛がある
・顎が痛い
などの症状はありませんか?
詳しい検査をしているのに、これといった原因が分からない場合は、「かみしめ症候群」の可能性が疑われます。
あまり聞き慣れないかみしめ症候群は、近年性別年齢問わず、増えている症状です。
「呑気症候群」と呼ばれる事もありますが、空気を呑みすぎてそれが、胃や腸にたまり、それが原因で胃腸障害をはじめとするさまざまな不調を引き起こすものです。
▲なぜ空気を呑みすぎるの?
そもそも空気ってそんなに呑みすぎるものなのか?
と疑問に感じる方も多いかもしれませんね。
なぜなら、空気は無意識に呑んでいる(吸っている)ものであって、わざわざ呑み込む人はいない、そう考えるのが一般的だからです。
しかし、かみしめ症候群の場合、空気をある原因で、健康な人よりも過剰に呑んでしまうのです。
ある原因とは、主に「ストレス」です。
その他にも、体の歪み、冷え性なども複雑に絡みあって発生させているので、さらに詳しく調べてみます。
【かみしめ症候群の原因は?】
かみしめ症候群の原因の一つに「ストレス」があります。
強いストレスを感じると、無意識に奥歯を強く噛んでしまう経験ありませんか?
奥歯を強く長く噛みしめることで、唾液が大量に分泌され、喉の奥へと流れていきます。
そのとき、一緒に空気を取り入れるようになります。
つまり、ストレスを多く抱えている人は、他の人と比べて奥歯を噛みしめる回数がふえその結果、空気を呑み込む回数を自ずと増えるという結果になります。
その他、体の歪みによってかみ合わせが悪くなると、奥歯を常にかみ合わせる事が多くなるので、結果的に空気を多く呑むという状態が作られます。
【かみしめ症候群の症状について】
奥歯をかみ合わせて空気を過剰に呑んでしまうことで次のような体調不良が起こります。
・ガスの発生による膨満感
・ゲップ
・胃腸障害
・顎関節症
・歯周病
・歯がかける、磨り減る
・肩こり
・頭痛
・めまい
・眼精疲労
・倦怠感
肩こりやめまい、倦怠感に関しては、かみしめ症候群と一見無関係にように思われますが、ストレスや体の歪みが原因となる場合、自律神経の乱れも発生するので、全身にかかる体調不良が起こります。
【対処法は?】
現在、かみしめ症候群の改善が期待できるさまざまな治療法が誕生しています。
口腔外科、歯医者では、マウスピースを活用して、奥歯の異常な噛みしめを予防する治療が一般的です。
整体では、体の歪みを改善し、自律神経の圧迫、歯の噛みあわせを矯正することで、かみしめ症候群の諸症状を緩和します。
自宅でできる対処法としては、ストレスを上手に発散することがポイント。
その日に抱えたストレスは、その日のうちに解消できるよう適度な運動、友達とのコミュニケーション、など自分なりの解消法を見つけてください。
また、不良姿勢による体の歪みを取り除くストレッチなどもおススメです。
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