名古屋市南区 椎間板ヘルニアの種類と原因
2016-12-15
【椎間板ヘルニアってどんな病気?】
腰の骨は、通常5個の腰椎と1つの仙骨、そして椎間板で構成されています。
骨と骨の間にゼリー状の椎間板がサンドされていることで、骨と骨が直接ぶつかって、傷つけるのを防いでいます。
ゼリー状の椎間板は、さらに餡をはさんだ饅頭のようなつくりになっています。
例えば、外の柔らかい生地の役割りを担うのが、繊維輪という部分で、餡の役割りをしているのが、粘り気のある髄核です。
しかし、何かしらの原因で、外側の生地つまり、繊維輪が傷つくと中の髄核が飛びだし、近くを通る神経を傷つけてしまうのです。
神経の圧迫や刺激によって、さまざまな体調不良を引き起こすのが、「椎間板ヘルニア」です。
【椎間板ヘルニアの種類と原因】
・腰椎椎間板ヘルニア
腰の椎間板ヘルニアをいいます。
不良姿勢や腰への負担、加齢によって、骨盤に歪みが生じ、それが原因となることがあります。
さらにもともとの遺伝性や骨や椎間板等の劣化が深刻となる加齢、特に女性の場合は、閉経と同時に症状が悪化する場合があります。
また、ストレスや睡眠不足など、生活習慣の乱れは、椎間板の質を低下させ、椎間板ヘルニアになるリスクが高くなります。
これらの症状を改善するには、規則正しい生活習慣と、バランスの取れた食事、適度な運動やストレス解消等が必要不可欠です。
主な症状は、腰周辺の痛み、お尻から膝裏にかけての筋肉痛や灼熱感、足首から指先までの坐骨神経痛のような症状があります。
・頚椎椎間板ヘルニア
椎間板が突出して、脊髄中枢神経や抹消神経を圧迫している状態です。
首や骨の軟骨の異常が原因で、肩こりや首の痛み、背中の痛み、腕のだるさなどが主な症状です。
椎間板ヘルニアといえば、腰の病気、とおもわれがちですが、首周辺でも発生します。
原因は、加齢によるものが大きく、骨の劣化が著しい30代後半以降に確認されています。
また運動や仕事で首周辺に必要以上に負担をかけている方や過去に首にケガをした経験がある方、腰椎椎間板ヘルニアを発症している方なども頚椎椎間板ヘルニアへのリスクが高くなります。
主な症状は、手足のしびれ、握力の低下、細かい動作ができない、文字がかけない、脱力感、下肢への異常も見られるなどがあります。
【椎間板ヘルニアの治療法】
いずれの場合にも、手術や温熱療法、整体、ストレッチ、薬などさまざまな治療法があります。
しかし、残念ながら、手術を受けても、完全に回復できない、痛みが続くというケースも多いのが現状です。
その場合は、整体による治療がおススメ。
体にできる限りの負担をかけず、痛みを取り除くことを目的に行います。
また、整体では、体の歪みという原因が根底にあると考えているので、まずは、体全体の歪みを矯正し、正しい姿勢を取り戻す施術を実施します。
体の歪みが改善できれば、圧迫されている神経等が正常に機能します。
さらに体全体の機能向上によって、傷ついた細胞を修復したり、骨の強化等にも繋がります。
手術や薬以外の方法で、少しでも痛みを緩和したい、予防したいという場合は、整体をご利用ください。
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