名古屋南区 リンパマッサージ
2014-07-16
名古屋 リンパマッサージその2
リンパの役割には風邪にかかったり、病気にならないように「免疫機能」が備わっています。中でもリンパ節は細菌などを退治し
正常な身体機能を維持する機能があります。体にとって不要になった物質や外部から侵入してきた細菌を殺し、全身に回らないよう
にフィルターのような機能を持っているのです。また、もう一つすごい機能がリンパには存在し、体に存在するリンパ球には、細菌や
ウイルスの性質を記憶する装置があり、同じ種類の細菌や病原菌が再び侵入しようとすると、身体をガードする生体防御の抗体を作り
産出する能力を持ち合わせています。ただし、リンパには寿命があるので、この記憶装置は新しく作られるリンパ球にも引き継がれます。
風邪を引いた時や体が極度の疲労状態、また、過度のストレスがかかった時は、リンパ節(リンパ管が太い場所)が腫れるのは、免疫装置
が、ウイルスなどと格闘しているからです。リンパが腫れる場所は、いくつかあるのですが、外から見て一番わかりやすい場所は、首すじです。
首には皮下にリンパ腺が多く集まっていることから、腫れの影響を受けやすく、出やすい場所ですが風邪が治ると時間と共に解消します。
ただ、リンパの腫れが引くのは風邪が自覚的に治ったと思ってから、約10日前後かかります。その次にリンパの腫れが目立つ場所は足です。
足に疲労が蓄積すると、リンパ腺の腫れを起こすことがよくあります。またインフルエンザや、乳腺炎のような胸部の疾患になると、脇のリンパ
腺の腫れが見られるようになります。このようにリンパ腺が腫れるのは体の免疫力が低下しているサインになります。腫れが大きくなり続けて
いたり、痛みが強いようだとより重い病気の可能性がありますので、早めに医師の診察してもらう必要があります。