名古屋市南区 股関節痛を起こす原因
2017-06-23
股関節痛を起こす原因にはどのようなものがあるのか?
足の付け根が痛い、股関節に違和感や痛みを覚えるなど、股関節痛を訴える方も意外と多いものです。
では、どのような原因で起こるのかというと、関節や骨に異常がある場合、筋肉の問題や体の使い方に問題がある場合、スポーツによるものなど、様々な原因が考えられます。
関節や骨に異常があることで股関節に痛みを起こすものとして変形性股関節症というのがあります。
これは股関節内にある骨と骨の間が狭くなって、関節軟骨がすり減り骨棘という骨のトゲが発生することで、股関節が変形し炎症を起こす疾患です。
初期段階の症状としては、立ち上がりや歩き始めなど動作時に足の付根や太ももに痛みが発生します。
進行すると寝ている時や安静時にも痛みが起こりますし、ボキボキと音が鳴るといった症状も出てしまいます。
股関節の臼蓋の形状に不完全な状況があって、大腿骨側の軟骨に摩耗が生じ、股関節に炎症を起こし痛みを生じる臼蓋形成不全という疾患もあります。
症状は先の変形性股関節症と同じですが、中には股関節に痛みを感じない方もいるので注意が必要です。
筋肉の問題や体の使い方に問題があることで股関節に痛みを起こす場合もあります。
立っている姿勢が常に片側の足に重心がかかった状態、横座りをよくする、歩く時にいつも片側の足に重心が傾いている感じがするなど、姿勢の悪さや偏った体の使い方が原因で痛みが起こることも多いのです。
しかも姿勢の悪さや偏った体の使い方は、変形性股関節症・坐骨神経痛・腰痛などの原因にもつながることがあるので、根本的に改善していく必要があります。
それからサッカーなどのスポーツをしていることで、足の付根や股関節に痛みを感じることもあるのです。
これは恥骨に過度な負荷がかかることによって、足の付根の前側の鼠径部に痛みが起こるからです。
走ったりボールを蹴ったりする動作、靴下を履く時など股関節を曲げる動作で痛みが出るといった特徴があります。
このような股関節痛の対処法は体操と体の歪みを治すことで、股関節の動きが悪くなっていることが多いので、まずは体操で股関節の可動を良くすることです。
また全身の歪みを治すことも重要な対処で、今までの偏った体の使い方や悪いクセを元へ戻してあげる必要があります。
ちなみに、股関節に痛みがあるからと言って、足の付け根を揉んだりほぐしたりしないように注意することです。
揉んだことで余計に痛みが増すことがあることも知っておく必要があります。
では、このような痛みが発生しないように予防するためには、どのようなことを心がけると良いのでしょうか?
まず片方の足ばかり重心をかけないことが大事で、片足にばかり体重をかけていると重心が偏って、左右の足の長さが違ってきたり骨盤や背骨を歪ませたりしまいます。
それから女性に多い横座りをしないことも大切で、横座りは股関節や膝を捻じってしまい骨盤や背骨を歪ませてしまいます。
また足を組むことも骨盤や背骨を歪ませて、足の付根の痛みを引き起こしてしまうので、このような姿勢をとらないように意識することが予防には大事なことです。
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