名古屋 肉離れ
2014-07-20
名古屋 肉離れ
肉離れという言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、実はその具体的な症状は知らない人が多いです。
肉離れとは、筋肉が断裂した状態と思う人が多いと思いますが、本当は急激に筋肉が力を入れた結果、筋肉を覆う
筋膜や筋線維の一部が損傷することを言います。完全に筋線維が断裂する筋断裂や強い外力によって筋肉を損傷する
打撲とは異なります。筋損傷は程度により段階に分かれ筋間損傷⇒部分断裂⇒完全断裂に分類されます。ただし、肉離れ
は筋膜や筋線維の部分損傷です。肉離れは日常生活の動作で起こることもありますが、多くはスポーツをしている最中に
起こりこりやすく、筋肉に力が入っている状態で、強制的に引き延ばされることにより起こることが多いです。受傷部位は
大半は下肢に起こり、大腿四頭筋・ハムストリングス・下腿三頭筋(ふくらはぎ)に多いです。肉離れの治療法ですが、急性期
(受傷から1~2日後)と回復期(受傷後3日以後)で異なります。まず急性期は患部を癒すことに集中しRICE処置をしっかり行います。
そして、回復期にはより患部の血流を促進させ、損傷した筋線維などの修復を促すための治療(温熱療法や物理療法、関節可動域訓練や筋力訓練など)
を行います。