名古屋 足底筋膜炎
2014-07-22
スポーツをした後や、買い物で長時間歩いた時などに、足の裏が痛くなった時はありませんか?2~3日ものすごく
痛みを感じたけど、そのうち徐々に痛みが引いた経験があると思います。それは、足底筋膜炎または足底腱膜炎と
呼ばれる障害です。足底筋膜炎または足底腱膜炎とは、足の裏の筋肉や腱が軽い負荷が継続的に加わり、そのう
ち足の裏に炎症が起きる事で痛みがでたり、動きが悪くなったりする症状が起きます。なぜ足底筋膜炎または足底腱
膜炎が起きるのかと言うと、歩き方と靴の影響が大きいと言えます。まず歩き方ですが、理想の歩き方とは、踵から地
面を付き、母趾球で蹴り足を上げますが、母趾球の蹴りが弱く、すり足の様な歩き方ですと、足底が痛くなることがあります。
次に、靴の選び方ですが、ハイヒール(特にヒールが高いもの)を履いている人は足底を痛める可能性が極端に高まります。
後は、フィットしていない靴を履くと、靴の中で足が動き、重心がしっかり安定しない事で足底を痛める事があります。足底筋・
膜炎の痛みで、ご来院になる患者さんは、当院にもたくさんおられますが、実は足底筋・腱膜炎の治療は安静しか根本的な
治療はありません。後は、アイスマッサージなどで直接氷を足の裏に当てる、またはテーピングで強制的にアーチを形成させる
などの処置が一番です。