名古屋 不定愁訴
2014-07-26
みなさんは、不定愁訴と言う言葉は聞いたことがありますか?不定愁訴とは、体の倦怠感、頭痛、肩こり、腹痛など
の身体的な症状が出現しているにも関わらず、血液検査や血圧測定、心電図検査などをしても検査上の数値には異常
がなく明らかな原因となる身体的異常が見つからない場合でも、このような症状が明白にあるばあい不定愁訴と診断され
ることがあります。不定愁訴は、「体が疲れやすい」といった全体の症状と、「頭痛と腹痛」「胃もたれと耳鳴り」「肩こりと不眠」といった
関連性のない部位でいくつかの症状が同時に現れるなど、症状が一定しないのが特徴で、変化が大きいため対処の仕方が難しい
のです。昔は、不定愁訴の症状はすべて、「勝手で、わがままな訴え」と思われがちで、医療機関などでも理解がされない事が多かった
のですが、最近ではだいぶ理解が進んでいます。今現在、定義されている不定愁訴という症状は、気温や湿度など環境や季節の変化、蓄
積した疲労、ストレスなど精神的な環境変化により自律神経が乱れることによって引き起こされると考えられています。つまり、不定愁訴は自律
神経失調症であると考えられています。不定愁訴の代表的な症状の中にも、腰痛や頭痛、関節の痛みなども出ることから、接骨院などにも多くの
患者さんが訪れます。くろねこ腰痛整体院でも、多くの不定愁訴であろう症状が出ている患者さんがお越しになります。不定愁訴の方には
まず、自律神経を緊張を緩和させる事が大切です。スポーツマッサージやストレッチなどにより筋肉の緊張をほぐし、マイクロ波など温熱療法
などにより体を温めます。その後は必要に応じて、軽い運動を行うなどの治療を進めていきます。