名古屋 野球肘
2014-08-05
野球肘とは、小中学生など野球選手(特に投手)に引き起こるスポーツ障害です。野球肘が引き起こる原因は、
初期の投球動作(加速期と呼ばれる動作)に、肘の関節を外側にひねる外旋動作を強い力で行うので、肘を曲げた
角度で内側は引っ張りのストレス、外側には圧迫のストレス、後方には衝突と引っ張りのストレスが同時に加わります。
このストレスが継続的に行われますので、次第に痛みが出てきます。なぜ、学生のジュニアアスリートに多いのかというと
、まだ成長が未発達であり、肘の骨端線こつたんせんが閉鎖する前ですので強いストレスに対して、靭帯や軟骨、筋肉など
の組織が耐えられなくなり、野球肘になるのです。野球肘の症状ですと、まずは先に来るのは激しい痛みではなく、肘の違和
感や倦怠感などです。この時期にを過ぎると、軽度の痛みから激しい痛み、そして運動制限起こります。くろねこ腰痛整体院
の場合、野球肘の治療に関しては早期に発見した場合、保存療法と併用してリハビリを開始します。もちろん、肘関節への負担を極端に
少なくし、肩や肘のインナーマッスルを中心に怪我を予防するトレーニングを行います。もし、症状が進行している場合、投球中止はもちろ
ん、完全に保存療法に専念していただきます。他のスポーツ障害同様、予防が非常に大切になり、野球肘で一番大切なものは、野球肘
の最大の要因である、投球過多を防ぐため投球数の制限(基本は50球日、300球週以内)を行う必要があります。