名古屋 肩甲上神経障害
2014-08-12
肩甲上神経障害(肩甲上神経絞扼性障害とも言います)は、腋窩神経障害と同じく、肩周辺の神経障害の一つです。肩甲
上神経とは肩甲骨の動きを支配する神経であり、肩甲骨の動きにより傷害が起こりやすいものです。スポーツ競技に
おいては、腋窩神経障害同様野球やハンドボールの投球動作、テニスサーブ、バレースパイク、水泳などの動きにより
傷害されやすいのです。この肩甲上神経障害の症状として、一番多いのが肩全体の疲労感や脱力感です。すごくひどい症
状というよりも肩全体が、慢性的に疲労感があったり、肩や肩甲骨を動かす時に何となく違和感を感じるなどが起こります。
次に起こるのが肩甲骨の隆起が目立つようになります。なぜ起こるのかというと、肩のインナーマッスルと呼ばれる棘上筋と
棘下筋が萎縮してしまい、このような変異が見られます。肩甲上神経障害の治療ですが、初期で軽度の場合であれば、棘上筋と
棘下筋のリハビリを行ったり、肩甲骨の可動域を高め柔軟性をを高めるストレッチやマッサージなどを行います。ただ、もし筋
萎縮が進行している場合であれば、手術による治療が一番の近道ですので、くろねこ腰痛整体院では、症状に応じて整形
外科への通院をおすすめする事もあります。この肩甲上神経障害は肩のダルさが一番の症状なので気づきにくく、症状が進行して
行く場合がありますので、もし変化を感じたら、早めに接骨院や整形外科に行くことをおすすめします。