名古屋市南区 オスグッドを早く治す
2018-11-03
オスグッドは原因箇所を見極めて治療することが大事
膝のお皿の下の骨がボコッと出ているのが、すねの骨の上部である脛骨粗面という場所で、その部分を押して痛みが感じられる時はオスグッド病です。
発症すると骨が出てくるというイメージがありますが、骨が出たからといって痛いというわけではなくて、骨の出っ張りと重症・軽症は関係ありません。
ですから骨が出た状態であっても普通に歩くことができる子供もいるのです。
この症状は成長痛のひとつで治るのを待つしかないと一般的に言われていますが、厳密には成長痛とは違うので放っておけば治るという考えは禁物と言えます。
スポーツをしている小中学生に多いスポーツ障害と捉えて、しっかりと治療していく必要があるのです。
特徴的な症状としては、しゃがむ・正座・階段昇降・ジャンプ・走るといつた動作で痛みが見られますし、症状が重いとイスに座っているだけでも痛くなる場合があります。
サッカー・野球・バスケットボール・バレーボール・バドミントン・陸上・ダンスなど、様々なスポーツで発症する可能性があるのです。
発症する原因はいくつか考えられますが、一番の原因は練習や試合が続くと筋肉の慢性的な疲労が起こり筋肉は硬くなってきます。
また体のメンテナンスを怠っていると筋肉緊張が慢性化して、筋肉がカチカチになって縮んだ状態になり、その状態で運動の継続をする負担がかかって骨が引っ張られ続け痛みとして症状がでるのです。
それからイスに座っている姿勢や立っている時の姿勢などにより、体の歪みを引き起こしてバランスが崩れていることも原因と考えられます。
バランスが崩れると体にかかる衝撃などをうまく分散することができずに、疲労がたまりやすくなってしまうのです。
それ以外にも、運動会の練習などたまにしかやらない運動、新しいスポーツを始める、顧問の先生やコーチが変わったことで練習メニューが変化することも要因になります。
また練習内容が急にハードになる、新学年になってスポーツを始めたなど、習慣性の無い運動で今まで使用しない筋肉を急激に使うことによる筋肉硬直も原因になるのです。
それから、もともと体に柔軟性が無いというのも疲労がたまりやすくすることにつながります。
普通の筋肉痛なら2~3日程度安静にしていれば人間が本来持つ回復力で勝手に治りますが、オスグッドを発症するほどの緊張が強いと回復力が働かなくなってしまいます。
また膝が痛いからと言って足が原因とは限らないことで、スポーツの種類でよく使う筋肉は異なりますし、個人によって体の使い方も異なるのでよく使う筋肉の場所が違うため上半身が原因の場合もあるのです。
それならストレッチは大きな筋肉を伸ばすことはできるのですが、小さい筋肉や関節付近の筋肉は伸ばすことができないので、原因箇所によってはストレッチでは効果が出ない場合もあります。
ではオスグッドを早く治すためにやるべきことは何なのかというと原因箇所を見極めることで、それによって治療の内容を考えることなのです。
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