名古屋市南区 かみしめ症候群
2018-11-10
誰でも引き起こしてしまう可能性があるかみしめ症候群
空気嚥下症とも呼ばれる呑気症というのは、大量の空気を呑み込むことで、胃・食道・腸に空気が溜まって引き起こされる症状のことです。
主な症状としては、ゲップ・腹部膨満感・ガスなどで、それだけではなくてゲップによる胃液や食べた物が逆流することで、胸焼けが生じますし逆流性食道炎になることもあります。
また、ゲップなどを抑えようとするとそれがストレスになって、人によっては不安症やうつ状態に陥ってしまうこともあるのです。
このように、呑気症の一番の原因はストレスと考えられて、ストレス社会と言われる現代では誰でも引き起こしてしまう可能性がある症状といえます。
それから、呑気症にはもうひとつ変わった原因も考えられていて、それは歯のかみしめによるかみしめ症候群です。
人間の上下の歯はリラックスしている時には、通常数ミリ程度開いているのですが、歯をかみしめると舌が上あごに付いて唾液が奥へと流れやすくなります。
その時唾液と一緒に空気を呑み込むことが多くて、歯のかみしめにより呑気症を引き起こしてしまうのです。
かみしめ症候群で生じる呑気症では、ゲップやガスだけではなくて頭痛や肩こり・目の痛み・ふらつきなどの原因にもなる可能性が指摘されています。
また、歯の摩耗やひび割れ・歯肉炎・アゴの痛みなどといった症状を起こしやすいことも分かってきているのです。
かみしめるといった動作は食事の時には普通に行いますし、短時間のかみしめならほとんど支障はありません。
しかし、日常生活の中で無意識にかみしめたり、慢性的にかみしめたりすることが大きな問題になるのです。
具体的には、緊張や不安などがあると無意識に歯をかみしめていますし、スポーツをしたり重い荷物を運んだり、仕事を頑張ろうとした時などにも歯をかみしめます。
また、パソコンや手仕事などのデスクワークで姿勢がうつむくと、軽く歯をかみしめたり舌を上あごに押し付けたりすることも少なくないのです。
こうした慢性的な日常習慣が発症するリスクになっているので、自分の姿勢と共に歯がどのような状態になっているかを確認して見る必要もあります。
このように歯をかみしめることが癖になっている場合は、歯科や口腔外科を受診してマウスピースを制作して、かみしめ癖を是正することで症状を軽減の治療となります。
また仕事や人間関係などのストレスが原因になっていると考えられる場合には、心療内科なども受診して医師に相談して見ることも治療につながるのです。
かみしめ症候群は命にかかわる病気ではありませんが、多様な症状がみられるので焦らずに対処することが大切です。
それから原因が特定しづらいケースが多くて治療に時間がかかることが多いので、できる限り予防対策を心がけることも大事になります。
具体的な予防対策としては、積極的にストレス解消を図ることで、簡単なストレス解消のコツは外出することです。
理由は何でもかまわないので、とにかく外に出て気分転換をして仕事や人間関係によるストレスを忘れる時間をもつように心がけましょう。
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