名古屋市南区 ぎっくり背中
2018-12-03
いつ発症するか予測がつかないタイミングで起こるぎっくり背中
重い物を持ち上げた時やスポーツなどで、日頃使っていなかった筋肉を急に使うことで起こることが多いぎっくり腰というのは良く知られている症状です。
それと共にぎっくり背中というのもあって、同じような原因で発症するだけではなくて、高い所に手を伸ばした時や睡眠時の寝違え・変な姿勢で寝ていたことも原因で発生することがあります。
また、くしゃみや咳をした時に背中の筋肉の動きの反動で起こることもあって、ぎくり腰よりも身近なところにあって、いつ発症するか予測がつかないタイミングで起こるのです。
発症すると背中の表層から深部にある筋肉や筋繊維を包んでいる様々な筋膜に衝撃が加わり、俗に肉離れと呼ばれる微細断裂状態を起こします。
原因は普段から溜まった疲れと言われていて、誰にでも、いつでも起こりやすいという特徴があります。
ぎっくり背中は運動不足などで背中の筋力が弱っている状態で、急な負担が加わることによって起こると考えられているのです。
またストレスや過度の緊張状態によって起こる筋肉の硬直も原因のひとつとされていて、ストレスも発症する原因になります。
それから猫背になると重心がかかる箇所が偏って様々な場所に負担がかかり、その状態から急に背中の筋肉に刺激が加わると、それにより微細断裂が起こるリスクが高くなるのです。
つまり、猫背など悪い姿勢も発症する原因のひとつと言えます。
発症した時の対処法は、ケガをした時の応急手当として医療界で浸透しているRICE処置というものがあって、この処置が有効になるのです。
RICE処置というのは、Rest(安静)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の処置方法の頭文字をとったもので、特に安静が最も大事でまずは無理をして動かないことです。
また安静にする時には、できる限り楽な姿勢をとる良いですし、仰向けよりはうつ伏せになるのが楽と言われています。
ただマッサージをすると筋肉を傷つけてしまう可能性があって逆効果になるので、患部には触らないようにすることが大事です。
それから、ふとしたことで再発しやすいですし、痛みが引いた=治ったということではないので、油断することなく日常的に筋肉トレーニングなどで再発をとどめることを心がけましょう。
またぎっくり背中の予防を心がけることも大切で、そのポイントになるのは運動不足の改善です。
運動不足で筋肉が固まってしまった状態から、急な運動をすることで起こるので、日頃から運動をして筋力を鍛えて起こる原因を作らないことが大切になります。
それから重い荷物を持つ時は、急に背中の筋肉に負担がかからないように注意して、ゆっくりと持ち上げるようにすることです。
それと共に背筋は伸ばした状態で足の屈伸を使って持ち上げるように心がけることをおすすめします。
猫背など悪い姿勢も発生につながることなので、日頃から正しい姿勢・美しい姿勢づくりを心がけることも必要です。
ただし、処置をして2週間経っても痛みがまったく引かない時には、他の病気の可能性も考えられるので病院を受診しましょう。
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