名古屋市南区 ゴルフ背中の痛み
2018-12-23
ゴルフ背中の痛みは筋肉がこったり炎症を起こしたりしている
ゴルフの練習後に背中が痛い、フィニッシュの時に背中に痛みが走る、アドレスの姿勢をとると背中に違和感があるなどの症状がみられることがあります。
また、肩甲骨からわき腹にかけて痛い、体を右に捻じると背中が痛い、左の肩甲骨辺りが痛い、新しいクラブに変えたら背中が痛いといった症状もゴルファーに多いです。
そんなゴルフ背中の痛みを生じる背中の筋肉には、僧帽筋・菱形筋・広背筋・脊柱起立筋などがあります。
僧帽筋というのは後頭部から横は肩、下は肩甲骨まで広がっている筋肉で、上部・中部・下部で働きが異なるのです。
上部は肩甲骨を後退・挙上・上方回旋する、中部は肩甲骨を後退する、下部は肩甲骨を後退・下制・下方回旋するといった働きをします。
菱形筋は第6頸椎から第4胸椎にそして肩甲骨内側に広がる筋肉で、肩甲骨を内側に引き寄せる懸垂運動するとき使います。
広背筋は胸椎下部から腰椎にそして上腕骨の小結節稜に広がる筋肉で、挙げた腕を引き下げる・腕を内側に回すはたらきがある体の中で一番面積の大きい筋肉です。
ゴルフにおいてはインパクトの時に使って、この筋肉が緊張していると肩の動きが制限されてしまいます。
脊柱起立筋は棘筋・最長筋・腸肋筋など背骨に沿ったいくつかの筋肉が集まって構成されていて、姿勢を保つ・体を起こすといった働きをするのです。
背中の深層筋でこの筋肉が弱いと姿勢が保てなくなって、スポーツも上達しないのです。
ゴルフ背中の痛みを生じるのは、本来のスイングは左右対称の振り子のような動きなのに、肩を捻じったり遠くに飛ばそうと力任せのスイングをしたりすることで、左右の肩が違う動きをしているからです。
またアドレスの時に、猫背になっていたり左右の肩の巻き込みがずれたりして、上手に体を回転させることができないことも要因になります。
それから、このように間違ったスイングで練習を続けていると体が歪んで、それにより体の軸がずれて体を回転しようとすると、背中や他の部分に負担がかかり背中を痛めることになるのです。
ゴルフ背中の痛みは2~3日すれば痛みが治まる筋肉痛ではなくて、筋肉が炎症を起こして発生している痛みです。
腕を大きく動かすと肩甲骨が動くのですが、それと同時に背骨・肋骨も動きますし、背中の筋肉も一緒に動きます。
その為、上肢の左右の動きが偏ると肩甲間の筋肉が歪んでしまって、筋肉がこったり炎症を起こしたりしやすくなるのです。
筋肉が炎症を起こして痛みが生じている場合は、ゴルフを少し休むしかなくて痛みがなくなってから徐々に再開するしかありません。
ただ休んでも痛みが取れなくて逆に少し動くと痛みが和らぐ場合は、血流が悪くなっている状態で、肩が凝るのと同じで背中が凝っているのです。
ですから筋肉のこりをほぐしてあげる必要があります。
それからいつまでも背中の痛みが取れずに、咳やくしゃみをすると痛い場合は、肋骨を疲労骨折している可能性もあるので整形外科を受診する必要があるのです。
名古屋市南区 ゴルフ背中の痛みなら、「くろねこ腰痛整体院」にお任せください。