名古屋 ランニング障害 肩の痛み
今回は、ランニング障害の中でも肩や首の痛みについてお話したいと思います。
「ランニング障害で肩の痛み?」と思う方もいるとは思うのですが、実はランニングや
走っていて、肩の痛みが強く出て全力で走れないと言う悩みを持っている人は、意外と多いのです。
先日も、お店に40代後半の男性の方がご来院いただきました。来院の理由を尋ねると「近いうちに
フルマラソンを走るレースに参加するのだけど、急にランニング中に肩から首にかけて激痛が走り、全然
走れなくなってしまったと言うのです。その方は、ランニングの経験の長く、何度もフルマラソンを完走
している方なのですが、肩や首の痛みが出ることは、本人も始めての経験で体がどんな風になっているのか?
果たしてレースに出ても大丈夫なのか?痛みは引くのか?など非常に不安の状態でお越しになりました。
私たちの経験上、多くのランニング障害で肩や首の痛みが出ることは珍しい事ではありません。
原因は色々あるのですが、問診を進めていくうちになぜ肩の痛みが出ている事はわかりました。
肩の痛みが出る数ヶ月前に右の膝の靭帯を痛めてしまい、その膝の痛みがなくなってきた頃から肩が
痛くなったのです。実はランニング中の肩の痛みの原因の一つとして、膝や股関節の痛み、または足首の
捻挫のしてしまった後に肩の痛みが出る事が多いのです。
そえは、膝や股関節・足首などを痛めると、代償運動という体の作用が働き、ランニングフォームが崩れてしまう
事が多いのです。
その影響から、肩や背中の筋肉が過度の緊張し痛みが出たり、神経を圧迫することで首に電気が走るなどの症状が
出てしまうことが少なくありません。
お店にお越しになった男性も、膝を痛めてしまったため、フォームが崩れそれが原因で肩の痛みが出てしまったのです。
ですので、肩周辺の筋肉の緊張を取ると同時に、体の歪みを矯正したあと、ランニングフォームの修正をアドバイスしました。
結果、レースは完走どころか自己ベストが出て、非常に嬉しそうに報告に来てくださいました。
私たちサポートした側も、本当に嬉しくなりましたし、この感情が施術家としてのモチベーションにもつながります。
Iさん、完走&自己ベスト更新おめでとうございます!!