名古屋 生理痛 腰痛
今回は、生理痛における腰の痛みについてお話ししたいと思います。
9月の半ば以降、朝晩と昼間の気温差が激しくなると、女性のお客さんが急増します。
それは、生理痛による腰の痛みの患者さんです。生理痛がひどくて悩んでいる人が多いと思いますが
朝晩に気温が低くなると、体が急に冷えてしまい、生理痛の痛みが通常よりもひどくなる事があるのです。
ご来院になった患者さんたちも、みなさん「いつもより腰の張りと痛みが強い」とか「腰の深部が冷えている感じがして
固まって痛い」などの表現で痛みを訴えています。
この生理痛による痛みを少しでも緩和させるにはどうしたらよいのでしょうか?痛みの原因が、体の冷えが原因であるため
一番の改善方法は体を温める事と強張った筋肉を緩める事です。
まず、体を温める事なのですが、寝る時に体が冷えてしまう事が多いため、寝る時の格好をできるだけ薄着にしないという事です。
特に、ハーフパンツなど脚を出した格好で寝てしまわないようにした方が良いと思います。
次にできるだけ長めにお風呂に浸かることです。お風呂が体を芯から温め、全身の血流をよくする効果がありますので、シャワーだけで
なく、しっかりとお風呂に浸かりましょう。
後、もし生理痛で腰の痛みが出てきたたら、腰だけでなく下腹部もしっかりと温めると痛みが和らぐことが多いのです。
当院では、生理痛で腰の痛みが出ている人には、メドマーやマッサージなどで血流を促した後、マイクロ波によって腰とお腹を温めます。
腰の筋肉をほぐすには、軽く運動をするとかストレッチをするなどの方法もありますが、生理痛がひどく腰が痛い時に、運動をしたりストレッチ
などをするのは、現実的ではありません。ですので、やはりマッサージをする事で強張った腰の筋肉をほぐすことが良いと思います。
特に生理痛の場合は、腰の深部にある筋肉が強張り、痛みを誘発することが多いため、腰と骨盤そしてお尻の筋肉をしっかりマッサージする
事で、生理痛の痛みが緩和されることが多いのです。