名古屋市南区 ゴルフによる膝の痛み
2018-03-01
ゴルフによる膝の痛みは靭帯を損傷させることで起こる
健康のためや趣味だけではなくて会社の接待などでプレイする機会があるのが、性別に関係なく幅広い世代に人気のスポーツと言われるゴルフです。
特別ジャンプしたり走ったりすることもないので、膝への負担はあまりないように思うのですが、プレイ中などに膝の痛みを感じることもあります。
その痛みには特徴があって、スイングすると痛くなる、膝をピンと伸ばすことができない、両膝が腫れてくるなどです。
また、膝を曲げた時に少し違和感がある、膝の裏側が痛くなり伸ばしにくいなどといった特徴も見られます。
こうしたゴルフでの膝の痛みは膝の構造が関係していて、靭帯への負荷が痛みの原因になっているのです。
膝は足の中でも大きな骨の大腿骨と頚骨、そして中間にある膝蓋骨で構成されていて、それらの骨は靭帯や軟骨で守られています。
具体的には、膝の外側や内側には側副靭帯、そして大腿骨と頚骨をつなげている前後十字靭帯があって、さらに半月板という軟骨が内側と外側に存在しています。
これら各部分が複雑につながって動きをサポートすることにより膝は様々な動きに対応てきますし、体重を支えることも可能になっているのです。
しかし逆の見方をすると、歩いたり・走ったり・ジャンプしたりする動作は、どうしても膝に大きな負担をかけてしまっているのです。
例えば走る動作は体重の約10倍もの負担を与えると言われているので、スポーツをしていると日常生活では経験しないような大きな負担がかかって膝を痛めやすくなります。
ただ先にも触れたように、ゴルフで膝の痛みを引き起こすような負担が膝にかかっていないと考える方も多いですが、意外と負担がかかっているものなのです。
特に膝の中でも靭帯を損傷させることにより痛みを引き起こすことが多くて、そのひとつが左外側側副靭帯損傷です。
これはスイングのインパクトの瞬間に左足に一気に体重をかけるようなフォームをしていると、膝の外側にある靭帯を痛めてしまうために起こります。
また、体のブレを抑える必要があるために、どうしても必要以上に足の内側を意識してしまって、結果的に内側の側副靭帯を痛めて内側側副靭帯損傷を引き起こします。
それから、日常生活においてあまり経験しない捻りという負荷を、スイングという動作では膝に与えてしまって、無理に捻りすぎると十字靭帯を痛めて十字靭帯損傷を起こしてしまいます。
こうしたことで膝に痛みを引き起こしてしまうことを認識しておく必要がありますし、それと共に注意しなくてはなりません。
プレイしている時に熱感や腫れなどを伴う痛みが膝に発生した場合には、第一にアイシングをすることです。
この処置は転倒や打撲などのアクシデントの時に、膝だけでなくどの部位でも行える処置なので、しっかりと頭に入れておくと良いです。
また予防・治療としては、太ももの裏を入念にストレッチすること、太ももの前にある大腿四頭筋のトレーニングをすることです。
この2つのポイントを無理しないで実施することで、痛みの軽減につながりますし、痛みの発生を予防することにつながります。
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