名古屋 腰痛と身長の関係について
今回は腰痛と身長の関係についてお話ししたいと思います
お店にはおかげさまで、たくさんの腰痛にお悩みの方はいらっしゃいますが、男性女性問わずお越し
頂いておりますし、身長や体型も様々な方がお越しになっております。
ですので、一見身長が高いから腰痛になりやすいとか、身長が低いと腰痛になりにくいと言うのは関係が
ないと思っていました。
ただ、傾向として腰痛の症状が重い人の場合、比較的男性で身長の高い方が、女性や身長の低い方に比べて
数が多いと思います。
その理由として2つの事が考えられます。まず一つ目は、体型の構造的な問題です。身長を決定する唯一の要因は
骨の長さであるので、身長が高い人の場合は低い人に比べて、骨が長いことになります。
ですので、体を支える背骨に関しても長いことになります。背骨が長いという事は、体に対して負担なくまっすぐ
安定させるには、背骨が短い人に比べて、筋肉や靭帯にかかる負担がどうしても大きくなってしまうのです。
また仕事や運動などを行っている時、体が疲れてしまうと、身長が高い人の場合はどうしても猫背の姿勢をする
事で負担を少なくしてしまう傾向があります。この猫背の姿勢は腰痛を誘発する要因になりますので、身長が高い人
の場合は腰痛になりやすと言えます。もう一つは、身長が高い人の特有の悩みがあります。それは日本の場合は、
すべて比較的身長が低い人のための規格で作られている事が多く、常に前かがみをして生活していた方が便利は事
が多いのです。ですので、生活行動がしやすいために前かがみの姿勢になり、腰痛になってしまうのです。
これは正確なデータではないかもしれませんが、日本人の場合は身長が180cmを超える人の場合は、180cm
以下の人に比べて腰痛の発症率が約2倍になってしまうと言うデータも存在すると言われています。
身長の高い方が腰痛になりやすいと言うのは、リスクとしてはやはり高いと思います。腰痛発症のリスクを減らすの
やはり正しい姿勢を保つことだと思います。