名古屋市南区 頚肩腕症候群の治療
2018-02-01
不快な症状を引き起こす頚肩腕症候群
首から肩・腕にかけての痛み・こり・しびれなどの不快な症状を引き起こす病気を総称したものが頚肩腕症候群です。
ただし、この病名は特に原因となる病気がはっきりしない場合に用いられるもので、原因となるものが分かった時には病名が変わるのです。
その為、発症する原因は不明と言えるのですが、首や肩周辺の筋肉疲労、頸椎周辺の疾患、内臓疾患、外傷、長時間同じ姿勢を取るなどが要因として考えられます。
もう少し具体的にいうと、細かい作業をすることで筋肉は疲労して、それでも使い続けると少しずつ疲労が蓄積して行きます。
また筋肉は適当な運動を行なうことで血液の流れを保つことができますが、反対に全く使わないでじっとしていると血液の流れが少なくなって筋肉は萎縮してしまいます。
さらに血液の流れが悪くなると必要な酸素や栄養素が充分に届かなくなって疲労物質が溜まって、痛みやこりという症状を引き起こしてしまうのです。
それから無理な姿勢や不自然な姿勢を長い時間続けると、頸・肩・背中・腰に大きな負担をかけてしまって、これも発生につながる要因になります。
意外と意識しないことですが、精神や神経の疲れが健康に影響を及ぼすことも少なくないもので、無視できない要因となっていることが多いようです。
頚肩腕症候群をどのようにして治すのかというと、どの病気にも言えることですが原因をなくしてゆくのが治療の大原則です。
その為には、首や肩周辺の筋肉疲労、頸椎周辺の疾患、内臓疾患、外傷、長時間同じ姿勢などの何が原因になっているのかを突き止めることです。
それから充分な休養をとって心と体を休めることも大切で、全身の疲れと心の疲れを解消することから治療が始まると理解しておくと良いです。
その為にも日常生活の改善を心がけることが大切で、その第一歩が規則正しい毎日を送ることで、適度な緊張と適当なリラックスがあることが望ましいのです。
充分な快い眠りが疲労の回復にとって大切なことになるので、その為には適度な運動が有効ですし寝具に気を遣うことも必要です。
筋肉の状態を良くして血液の流れを正常に保つためには、バランスのとれた偏りのない食事をとることも心がけるべきです。
それから着るものや履くものに対する意識も必要で、体の自由な動きを妨げるきつい服や靴を避けるようにすることも大切になります。
病院などにおける治療としては、ホットパックや電気治療などによって血液の流れを改善してこり・痛み・しびれなどを軽減していきます。
また、症状によっては頸椎を軽くけん引して、頸や肩への痛みを軽くし筋肉の緊張を緩和する治療も行われます。
通常、こうした理学療法や物理療法で回復が期待できるのですが、痛みが激しい場合やはれが見られる場合には薬や注射を用いた治療が行われます。
いずれしても痛みなどの症状を我慢することは良くないので、気になる症状がある場合には早い段階で病院を受診することが大切です。
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