名古屋市南区 肋間神経痛の予防
2017-12-01
肋間神経痛は生活習慣で予防することが可能
肋間神経痛は、体内を網目状に巡っている末梢神経のひとつの痛覚神経が原因で、胸部から背中の辺りで、鋭い痛みが突然走る神経痛です。
主な症状は、どこに痛みを感じたかで違いますが、基本的には大きく呼吸すると痛みが強くなりますし骨折したような激しい痛みが特徴です。
また背骨付近から痛み始めてあばら骨に沿うような形で、胸・わき腹・みぞおちに痛みが走っていきます。
基本的に左側に痛みを覚えることが多くて、痛む感覚は約5分程度ですが歩けないほどの激痛に襲われることもあります。
それから神経に沿ってみぞおち付近に痛みを感じた場合には心臓病を疑う方もいますが、絶対大丈夫とは言い切れないので病院を受診することも大切です。
肋間神経痛で痛みを感じる主な理由は、長時間の同じ姿勢により痛覚神経が圧迫されることで生じることが多いです。
ただ、ウイルス感染症・骨粗しょう症・肺など内臓疾患・椎間板ヘルニア・骨折などによっても神経が圧迫されて痛みを生じることもあります。
また原因が分からないという場合には、ストレスとの関係性も疑ってみる必要があります。
人間関係を含めて仕事や学業などによる多数のストレスが現在は確認されていて、こうしたストレスや強い不安感は体の筋肉を硬直させ習慣化するものです。
その結果、痛覚神経が圧迫されて発症してしまうことも考えられることなのです。
生活の中で痛みに意識の大半が向いてしまう場合や、我慢できない痛みが生じる時には、早めに医療機関を受診することが大事です。
また、先にも触れましたが病気の兆候であったり、病気によって痛みが生じていたりする可能性もありますので、心配な方は医師に相談することも大切です。
では、具体的にどのような治療方法を病院では行うのかというと、まずは痛覚神経のどこが痛みを生じているのか判断するために、ヴァレーの圧痛点という箇所で見定めます。
ちなみにヴァレーの圧痛点とは、脊柱側縁・腋窩線上・胸骨縁・腹直筋の中線上で、痛む箇所によって症状を特定することができるのです。
また、レントゲン検査で骨折の有無を確認しますし、内臓疾患の疑いがある時には血液検査もします。
こうした検査によって原因や症状が特定されたら、それに適した治療を実施します。
それから神経痛と共に水泡が見られる場合には、帯状疱疹の可能性が高いので内科や整形外科ではなくて皮膚科を受診すると良いです。
肋間神経痛は生活習慣で予防することが可能なので、日常生活を一度見直して見るのもおすすめです。
整形外科では鎮痛剤と共にビタミン剤を処方することがありますが、実は神経痛にビタミンは効果的で、特にビタミンB4種を含んだ複合ビタミン剤が有用です。
ですから、可能な限り普段の食事にも気を付けて、できる限りビタミンを摂取するように心がけることです。
また、毎朝20分程度のジョギングをするなど運動習慣を身に着けることも、筋肉の硬直を防止するので予防につながります。
それからストレスをため込むことは百害あって一利なしなので、自分なりのストレス発散方法を実践することも大切です。
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