名古屋市南区 椎間板ヘルニアが発生する場所
2018-01-23
椎間板ヘルニアが発生する場所で症状が異なる
腰椎は第1~第5の椎骨5つから構成されていて、その椎骨と椎骨の間にあってクッション的な役割をしているのが椎間板です。
この椎間板の中央にある髄核がその周囲の繊維輪の裂け目から飛び出して、神経を刺激することで腰や下肢に痛みや痺れを生じるのが腰椎椎間板ヘルニアです。
ただ、どの部分の椎間板が潰れて飛び出し神経を刺激しているのかによって腰痛の症状は異なります。
第1腰椎と第2腰椎の間なら腰の上あたりに痛みが出ることが多いですし、第2腰椎と第3腰椎の間なら足の付け根や鼠径部に痛みを生じたり、だるくなったりしびれたりします。
第3腰椎と第4腰椎の間なら太ももの前の部分が痛んだり、だるくなったりしびれたりします。
腰痛の中で圧倒的に多いのが第4腰椎と第5腰椎の間で、その理由は下にあるほど重力が骨にかかって痛みやすいからです。
また、腰を曲げるのがこの部分になるために、どうしても圧力がかかりやすくて痛みやすいのです。
発生する症状としては、お尻から太ももの横・膝の下・外側のすねが痛んだりしびれたりします。
第5腰椎と仙骨の間ならお尻の真ん中・太ももの裏・ふくらはぎ・かかとから足の裏・足の小指がしびれたり痛んだりします。
またアキレス腱の反射が弱くなることからつま先歩きができなくなります。
このように腰椎や椎間板が傷むと腰に痛みが出るだけではなくて、お尻や足が痛んだりしびれたりします。
これは腰椎や椎間板の後ろに寄り添うように脊柱管の中を脊髄や馬尾神経が通っていて、その神経がお尻や足につながっているためです。
腰椎椎間板ヘルニアで腰などに痛みを生じた場合に、どのようなところで治療をしてもらうことができるのかというと、整形外科や整体院・整骨院があります。
また、どのような治療法があるのかというと、ひたすら患部を動かさないようにして、腰痛の原因となる病気の進行を食い止める安静治療があります。
それから炎症を鎮めたり筋肉痛などの痛みを抑えたりする冷湿布、逆に患部を温めて血行促進や凝りをほぐす温湿布の使用というのもあります。
ホットパックや赤外線照射などの温熱療法というのもあって、患部を暖めることで筋肉の凝りをほぐし収縮した血管をゆるめて血液の循環を促します。
また家庭でもサウナ・入浴・ホットカイロなどを利用することで温熱療法をすることができます。
それから筋肉の凝りをほぐして血行をよくするための理学療法や運動療法もありますし、飲み薬や注射などの薬物療法もあります。
ただ薬物療法は、痛みなどの症状を一時的に楽にすることはできますが、根本的な治療には結びつかないと言えます。
こうした治療を実施しても症状の改善が見られない場合や、症状により日常生活などに支障をきたす場合には手術療法も検討されます。
手術の方法としては、大きく分けて椎間板をとって上下の骨を癒合させる方法と、ヘルニアと髄核のみをとる方法の2つの種類があります。
どちらも体に負担の少ない手術法ですが、自分に合った治療は何かをしっかりと医師に相談して判断することが大事です。
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