名古屋市南区 脊椎分離症の原因
2018-01-26
脊椎分離症の原因を引き起こす様々な要因
腰椎の椎間関節の上関節突起と下関節突起の骨がひび割れたり、欠損したりして上下の腰椎が分離することにより腰痛を引き起こすのが脊椎分離症です。
特にお尻に近い第5腰椎で頻発しますし、スポーツを熱心にしている子供や成長期にスポーツをしていた人に発症しやすいという特徴があります。
この脊椎分離症は、腰椎の椎間板にある椎体と椎弓が分離するのが発症する原因ですが、その引き金となる要因には様々あります。
そのひとつが先天性で、極めて稀なことですが先天的に骨が弱いとか、椎体や椎弓の形に異常があるなどが要因になることもあります。
2つ目は、体が発達する成長期の中学生から高校生くらいに、ハードなスポーツを繰り返していたことが要因になることもあります。
特に、体操競技・柔道・ランニングなど背中を反る動作が多いスポーツや、野球・テニスのように腰をひねる動作が多いスポーツが引き金で発症することが多いです。
また、現役で競技をしている時には他の筋肉や腹圧がサポートしていることから痛みが起こらなくて、競技から離れて筋肉が衰えることで痛みに変わるケースもあるのです。
3つ目はスポーツ以外で腰の前屈や捻りが多い動作を続けることにより、椎弓がストレスを受け続けて亀裂が入って分離することもあるのです。
また、逆に胸を張る姿勢を続けていることで、椎弓を剪断するような力が加わって亀裂が入って分離してしまうケースも見られます。
4つ目は若い時に一度発症して完治したと思っていたら、年齢を重ねることで骨が老化して再発してしまったというケースも少なくないです。
脊椎分離症の主な症状は、運動をしている時だけ痛身が起こるといった症状が非常に多くて、特に腰を捻ったり上半身を反らしたりする場面で痛みます。
こうしたスポーツによる痛みは、中学生から高校生くらいの成長期にある子供に多い症状です。
上半身を後ろに反ると腰椎の5番目・4番目あたりに痛みが起こるとか、腰を捻る時に痛みが走るといった症状も見られます。
例えば、後ろにある物を取ろうとして座った状態で腰を捻ってした時に、急に痛みが走るのです。
腰の負担がかかるような同じ姿勢を続けていると、腰・お尻・脚にかけて鈍い痛みが起こることもあります。
また同様に腰の負担がかかるような同じ動作を長時間繰り返していると、腰に痛みが起こることもあって、この2つは特に高齢者や中高年に多い症状です。
腰やお尻にだけ痛みが起こっていた状態が、重症化していくことで脚にしびれを引き起こし痛みを感じてしまうこともあります。
また脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアを併発して、間欠性跛行の症状が起こることもあるのです。
この間欠性跛行というのは、長時間歩いていると腰・お尻・脚に痛みやしびれが起こって歩けなくなるけど、少し休むと再び歩けるようになるという症状です。
その為、続けて長時間歩くのが不可能になりますし、徐々に続けて歩ける距離が短くなってしまうこともあるのです。
脊椎分離症は、早い段階で適切な治療すればスポーツ復帰の確率も高いですし、再発のリスクも下がるので、単なる腰痛と考えないで早期に病院で診てもらうことです。
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